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【無料】7月9日 本日の為替市場見通し

昨日の為替市場でドルは続伸。ドル/円は一時162.70円レベルと、年初来高値に迫る局面も観測されている。
東京タイムは、日本の長期金利をめぐり為替市場も右往左往。思惑の交錯する展開に。そののち欧米タイムは、再び中東情勢が相場の波乱要因となっていた感を否めない。

「ザイム真理教」--などと揶揄され、悪役とされることの多い財務省だが、その影響をモロに受けている感のある日経新聞が連日のように、高市首相肝煎りの「骨太の方針」を攻撃。具体的には、「骨太の方針」は日銀の利上げをけん制する内容で、インフレ容認による長期金利の上昇を誘導している--との見方を取り沙汰していた。

結局、城内経財相が「金融政策の具体的手法は日銀に委ねられるべきの立場変わらず」と述べ、一部で取り沙汰されている財政拡張のため低金利誘導観測を「そのような事実はまったくない」と否定しただけでなく、一部文言の修正にまで追い込まれたのは本当に酷すぎる。
マーケットを不用意にかく乱した感もあり、日経新聞の罪はかなり重いと考えるのだがいかがだろうか。

一方、そうしたなか世界的な地政学リスクが再燃の兆しを見せていることが気掛かり。ウクライナ情勢ももちろん要注意なのだが、案の定というべきなのか中東情勢がキナ臭さを急激に増している。
トランプ米大統領は「イランと本格的な戦闘再開を否定」したものの、それでも米国はイランのブシェールにある軍事基地を攻撃しただけでなく、「合意は終わった」などとも発言していたようだ。果たして落としどころはどこになるのか、続報をしっかりとウォッチしておきたい。

テクニカルに見た場合、ドル/円は昨日162.70円を記録し、先週記録した高値162.84円が再び視界内に。早ければ本日中にもトライそして超えていく可能性も否定できない。
そうなると、気になるのは当然ながら当局の実弾介入。ちなみに、聞くところによると、一時物議を醸した「回数制限」の話が復活しているようで、ここ最近介入しないのは、「回数制限」があるからとの憶測も飛び交っているという。あわせて注目だ。(了)


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