見出し画像

【無料】5月26日 本日の為替市場見通し

週明けの為替市場は凪相場。ドル/円は158円台後半を中心とした非常に狭いレンジ取引に終始している。
日経平均株価は、この日も堅調裡。初めて65000円の大台に乗せたうえ、クローズベースでも超えてきた。しかし、NYなども休場もあってか売買は低調で、為替市場への影響は極めて限定的なものにとどまっている。

市場の関心事項のひとつである中東情勢については、週末にトランプ米大統領が「イランとの合意交渉はほぼ終了」などと述べたものの、そののち「イランとの合意を急がない」とトーンダウン。そして昨日は、イラン外務省から「合意は間近に迫っていない」とした実質的な否定コメントが発せられていた。また、「現段階でウラン濃縮などの核開発の協議をしていない」との発言も聞かれていたという。
いずれにしても、材料が交錯し状況は依然として混沌としている感を否めない。本当に和平に向けて進んでいるのか否かも微妙なところだ。

一方、それとは別に市場で思惑を呼んでいるのが日米の金融政策。
うち米国については、前述した中東情勢不安もあり、「利下げ」どころか「利上げ」の話すら取り沙汰されてきたが、昨日は米資産運用大手ブラックロックが「利上げよりも利下げを正当化する材料を十分に持っている可能性がある」との見方を示し、物議を醸していたようだ。対して日本は、読売新聞が野口元日銀審議委員のインタビューを掲載。そのなかで、「自身が委員の立場であれば利上げに賛成する」「6月に利上げ実施も」と発言し、市場の観測を「後押し」していた感がある。

テクニカルに見た場合、ドル/円の膠着感は依然として著しい。既報のとおり、先週の変動は158.59-159.34円で1円にも満たなかったが、昨日も完全にその流れを継いだものとなった。目先については、同様の小動きが続く可能性がある。
とは言え、足もとの小動きはエネルギー蓄積の動きであるとも考えられるだけに、いったん動き始めると一気に値の飛ぶ展開にも一応要注意だ。(了)

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー