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【無料】1月12日 本日の為替市場見通し

先週末の為替市場はドルが大幅高。ドル/円は昨年1月以来となる158円台を記録する局面も観測されていた。
東京タイムは、3連休前となる需給要因などを背景にドルが底堅い。そうしたなか発表された注目の米雇用統計はやや失望を誘う内容。しかし、読売新聞が「高市首相、衆院解散を検討」と報じたことで、一気に潮の目が変化している。

前述したように、先週末に発表された注目の12月の米雇用統計は、失業率に改善が見られたものの、非農業部門雇用者数は逆に伸び悩み。ただ、「悪天候要因」による数値押し下げも取り沙汰されたほか、そののち発表された1月ミシガン大学消費者信頼感指数は予想を上回る内容となっていた。結果、ドル売りが盛り上がらなかった一因と言ってよい。

一方、そうしたなか先週末以降、本日に至るまで金融市場のみならず一般的にも大騒動となっているのが「高市首相、衆院解散を検討」--報道を受けて。
ご存じの方も多いと思うが、10日付で総務省自治行政局選挙部管理課が、各都道府県選挙管理委員会事務局あてに衆院選に向けた事務の準備を進めるよう通達を出した--ことが観測されている。ぶっちゃけ、当初筆者は「飛ばし記事だろう」とタカをくくっていたのだが、上記したような動きからするとむしろ確度はかなり高い記事なのかもしれない。

ちなみに、産経新聞が「韓国、イタリア首脳との階段など一連の外交日程を終える17日以降が有力」と報じているほか、共同通信は「、23日召集予定の通常国会冒頭で衆院解散を検討している」と指摘していた。
いずれにしても、まだ当面のあいだは思惑の交錯した展開が予想されている。関連のニュースなどには是非注意しておきたいところだ。

テクニカルに見た場合、ドル/円は1年ぶりの158円台。高値を付けている。筆者は、どちらかというとドルブル派に属すると考えているのだが、その人間でさえ「いささか行き過ぎ」--と思わなくはない。日本当局の介入警戒などもあり、160円は近くて遠い存在だと思っているけれど、「もうはまだなり、まだはもうなり」という相場格言もある。油断は禁物とし、リスク管理などはしっかりと行っておきたい。(了)