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【無料】7月20日 本日の為替市場見通し

先週末の為替市場もドルは強保ち合い。ドル/円は162円台の狭いレンジ内で一進一退をたどっている。
東京タイムは、注目のトランプ米大統領による米国民向け演説などが聞かれるも、市場の反応はいまひとつ。そののち欧米タイムは、報じられる中東情勢、ホルムズ海峡をめぐる動きに一喜一憂となったが、決め手に欠けた。

前述したトランプ氏による演説は、CBSなどが事前に報じていた「中国の干渉疑惑を主張」や「中東情勢についての発言」も含む内容だった。具体的には、「中国は企業にトランプ氏に反対するよう働き掛けた」や「中国はトランプ当選を望んでいなかった」などで、さらに興味深いのは「中国が米国の選挙データを不正に入手した」との内容。
ちなみに、今回演説では事前に、バイデン氏が勝利した20年の大統領選を不正だと改めて主張すると目されたことで、米3大ネットワークのうちの2社、ABCとNBCのは臆し地上波での生放送を見送っている。

いずれにしても、トランプ氏は明確な証拠は明示しなかったとは言え、約3ヵ月後に、注目の米中間選挙を控えるなかの「爆弾発言」だけに、今後さらに思惑を呼ぶ可能性もありそうだ。

そうしたなか日米金融政策が注視されていることも疑いはないが、さらに気になることといえば、やはり中東情勢か。米兵に死者が出るなど、米国とイランの対立はさらに過激さを増している。それもあり、アクシオスでは「覚書、1ヵ月で有名無実化」と報じていたが、さもありなんと言えるだろう。また、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師も、戦闘終結を宣言した覚書に米国が違反しているとしたうえで、「米大統領の署名がいかに無価値であるかを証明した」と批判していた。ともあれ、落ち着きをみせていた原油相場などへの影響も気になるところだ。

テクニカルに見た場合、ドル/円は引き続き年初来高値162.84円が視界内に捉えられているが、近くて遠い存在か。ドルの上値は重そうだ。
とは言え、週内ということであれば、介入警戒感などもありつつ、年初来高値更新そして163円台乗せとなっても不思議はないだろう。さらなるドル高進行にも一応要注意。(了)