【無料】6月25日 本日の為替市場見通し
昨日の為替市場も引き続きドルは強保ち合い。ドル/円はレンジこそ狭かったが、終日161円台での推移だった。
東京タイムの早朝に発表された「日銀主な意見」が一部で物議を醸すも、値動きには繋がらず。その後も中東情勢などをにらみつつ、ドルは高値圏での一進一退を続けている。
日銀は昨日、6月に実施し利上げに踏み切った会合における「主な意見」を発表した。それによると、「1.0%への利上げ賛成は7名、反対1名で決定」したうえ、「基調物価価2%超え上振れリスクで利上げは適切」--などとし、非常に強気のスタンスがうかがえる内容だ。追加利上げについても、大勢としては、おそらく実施する見込みであることが推察されるものと言えよう。
ただ、一方で「金利引き上げは総需要を抑制しインフレ低下と生産・雇用低下を誘発の可能性あり」との文言が申し訳程度に添えられており、これが今後どの程度効果を発することになるのか注目だ。以前からクドいほどレポートしているように、筆者は利上げ反対の立場なので、なんとか踏みとどまっていただきたい、と思っているのだが果たして!?
それに対して中東情勢は、国際海事機関が「複数の船舶がホルムズ海峡を相次ぎ通過」と発表するなど、一定の和平は保たれているものの、不安要因も決して少なくない。ホルムズ海峡をめぐる「管理」について米国とイランで対立していることが明らかになっているほか、昨日はイラン凍結資産をめぐり米国とイランのあいだの話の齟齬が指摘されていた。
いずれにしても、まだまだ予断を許さない。
テクニカルに見た場合、ドル/円は昨日も一時161.80円台を付けるなど、基本的なリスクは上向きで、次のターゲットはザックリ162円。もし超えてしまうと、たとえ一時的にせよ、ドルの上値が青天井化する危険性もないではない。
ただ、もちんそれを食い止めるために、どこかで当局が実弾介入どなどに踏み切る可能性は十分にある。と言うことで、目先はその思惑を161円台を中心とした「心理戦」かもしれない(了)
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