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【無料】7月23日 本日の為替市場見通し

昨日の為替市場でドルは底堅い。ドル/円は163円台から162円半ば近くへと一時値を崩したものの、結局「行って来い」だった。
レベルがレベルということもあり、東京早朝から円安けん制発言が相次ぐも効果は限定的。しかし、ブルームバーグ報道を受け、一時下押し機運が強まった。とは言え、ドルの買い意欲は強く、そののち元のレベルへと押し戻されている。

市場で、日米金融政策についての関心が高まるなか、昨日ブルームバーグは関係者の話として「日銀、利上げペースを半年ごとの市場予想より加速へ柔軟姿勢」などと報じ、物議を醸していた。
正直、筆者は一読して「あぁ、利上げ派からのリークね。観測気球ですよね」--と思ったけれど、このあと発表される「骨太の方針」で日銀の独立性がことさら強調される公算が大きいことなどを勘案すると、確かに日銀が「かなり強気」の姿勢を示す可能性も否定できない気がしている。いずれにしても、続報を含めて本日も注目しておきたい。

一方。それとは別に中東情勢も依然として気掛かり。米軍によるイラン攻撃は連続記録を延ばしており、すでに2週間近くに及ぶ。しかしながら、終わる気配はまったくなく、昨日もトランプ米大統領が新たに「イランの攻撃ごとに橋か発電所を破壊する」と発言していたことが確認される状況だ。
近隣諸国を巻き込んだ戦火の拡大には要注意で、このあとも潜在的なドルの下支え要因となりかねない気がしている。

テクニカルに見た場合、昨日のドル/円は一昨日に記録した戻り高値163.24円を超えられず。しかし、基本的なリスクは間違いなくドル高方向で、本日も同レベルを意識した値動きをたどりそう。
それに対するサポートは、昨日記録した安値162.64円か。仮に割り込んでも、162.20円前後には移動平均の21日線が位置しており、下げ止まると考えている。(了)

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