【無料】7月14日 本日の為替市場見通し
週明けの為替市場でドルは小高い。ドル/円は早朝を安値に、緩やかな右肩上がりをたどっている。
週末に伝えられた中東情勢は情報が交錯したものの、市場ではやや不安視する向きも少なくなく、敢えて言えばドル買い材料。その流れは欧米タイムも続き、一時は162円半ばと年初来高値を意識した水準も。
市場の注目材料のひとつが地政学リスク。なかでもウクライナと中東の2つが注視されている感を否めない。
うち中東は、前述したように様々な材料が交錯し、情勢が読みにくいのだが、あまりよい状況とは言えそうにないことだけは間違いなさそうだ。そうしたなか、個人的に気になっているものが、トランプ米大統領が発した「米国がホルムズ海峡を管理へ、対価も求める」--などとしたコメント。正直「えっ!?」というもので、まだ取材等もまったくできていないため、現状では真意などわからないことだらけ。場合によっては、なかなか大きな事案でになるという気もしないではない。
一方、それとは別に市場では日米金融政策を気にしている向きも多く、それとの絡みでいえば、本日東京タイムの昼前に、「内田日銀副総裁の参院財金委出席」が予定されている。こちらを警戒している向きも少なくないようだ。
内田氏といえば、日銀のプロパーで、タカ派に属するとみられる人物。いわゆるオールドメディアなどの総攻撃で、「骨太の方針」において日銀の独立性を「過度」に認めることが成功しつつあると目されるだけに、かなり強気コメントが発せられる可能性も否定はできない。
テクニカルに見た場合、ドル/円は前述したように昨日162円半ばまで値を戻すなど、年初来高値162.84円が再び意識されている感がある。先で取り上げた内田氏の発言などによっては、163円方向に向けたさらなる円売りの動きもありそうだ。
ただし、そうした過程のなかで、当局が実弾介入に動くことも十分に予想されるだけに、リスク管理だけはしっかりと行っておきたい。(了)
この記事は noteマネー にピックアップされました

