【無料】2月9日 本日の為替市場見通し
先週末の為替市場もドルは底堅い。前日に記録した戻り高値を更新することは出来なかったが、それでも156円台後半を中心とした強保ち合いだった。
週末に実施される日本の衆院選を注視しつつも、いわゆるオールドメディアを中心とした事前調査で「高市自民が優勢」と伝えられていることが、円売り安心感を醸していた感も否めない。発表されたミシガン大学消費者信頼感指数など米指標が好数字だったことも追い風に。
昨日は全国的に悪天候。都内でも積雪が観測され、それが前述した衆院選に影響したことはあるだろうが、当初見込まれていた「悪天候で投票率が下がれば自民党不利」--ということにはならず、結果はご承知のとおり自民党の大勝利となった。3分の2を超える316議席を獲得している。
これを受け、党内の反高市派も軒並み当選。それもあってか「さすがに勝ち過ぎ」といった声は党内からも聞かれているようだ。痛し痒しといったところか。
とは言え、これで政権運営が基本的にスムーズに進むことが予想され、国民のひとりとしても、高市首相そして閣僚などにはさらに頑張っていただきたいと思う。
ちなみに、そんな高市政権についてだが、第2次高市早苗内閣は2月中旬に発足し、閣僚は原則再任とされている。片山財務相や小泉防衛相、茂木外相など顔ぶれが変わることはないようだ。
前記したような「高市自民党の大勝」もあり、週明けの為替市場は円売り優勢でスタートしている。
テクニカルに見た場合、ドル/円は先週高値の157.33円を超えての推移となっており、さらに続伸を期待する声も。なお、そんなドルの次の目標は再三再四レポートしている年初来高値159.45円を起点とした下げ幅の76.4%戻し157.70-75円か。超えると158円台回復も否定できないが、一連の過程のなかでは当局の円安けん制発言などもありそうだ。(了)
