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【無料】4月30日 本日の為替市場見通し

昨日の為替市場でドルは一段高。ドル/円は、24年7月以来の160.47円まで一時達している。
介入警戒なども取り沙汰されるなか、東京タイムから緩やかな右肩上がり。そうしたなか、発表されたFOMCを受けた米金融政策そして、中東情勢への懸念が大幅なドル買いに繋がっていたようだ。

発表された米金融政策は、賛成11票・反対1票で「金利の据え置き」。これそのものは予想通りながら、パウエル議長から「エネルギー価格の上昇がインフレを押し上げるだろう」、「FRBはインフレ率を持続的に2%に引き下げることに取り組んでいる」などといった発言が聞かれていた。また、米上院委員会がウォーシュFRB次期議長人事を承認するなか、先のパウエル氏は「理事として当面残る」との考えを示していた。
トータルとして、ややタカ派。ドル高の支援要因となっていたことは間違いない。

そうしたなか、中東情勢はというと、米ニュースサイトのアクシオスが「トランプ大統領は、戦闘終結に向けた協議でイランが譲歩しなければ軍事行動を検討する」と報じた反面、イランメディアによると、同国も受けて立つ構えを見せているようだ。ヘグセス米国防長官は下院軍事委で「イラン戦争は泥沼ではない」と述べていたようだが、前述したようにむしろ逆に泥沼化してる感を否めないだろう。
いずれにしても、目先注視されていた日米金融政策の発表をこなしたことで、市場の関心は再び中東情勢に。状況次第では波乱含みの様相だ。

テクニカルに見た場合、ドル/円は160円の壁を突破し一時160.47円。まだ断定するには早いものの、本稿執筆時も160円を超えたままで、「定着」に向けた動きとなる可能性もある。
筆者は一時的に超えることはあっても「定着」は難しいと考えていたので、正直予想外なのだが、果たしてそのまま大台を維持し続けるのか注目だ。そして、ある意味当然ながら、当局者による円安けん制発言や実弾介入を含めた「行動」にももちろん要注意。(了)