【無料】6月17日 本日の為替市場見通し
昨日の為替市場でドルは小高い。ドル/円は160円半ばまでじり高となり、そのまま高値圏で大引けている。
東京タイムは注目の日銀会合の結果が発表され、事前予想どおり「利上げ」を断行。しかし、市場にはすでに織り込まれており、影響は乏しかった。そうしたなか、日経平均株価は初の7万円台も。大きな動意は観測されないまま、欧米タイムもドルは緩やかな右肩上がり。
昨日の日銀会合は、異例中尽くしのなか実施されたが、公表された結果そのものは予想どおり。
ちなみに、参考までにどう「異例」だったのかというと、「植田総裁が病欠」「植田総裁が投票権を行使せず(以前に内田副総裁が入院した際、内田氏はそれでも行使)」「植田総裁に代わる会議の議長は氷見野副総裁だったが、総裁記者会見は何故か内田副総裁が代行」--などになる。
いずれにしても、日銀プロパーの内田氏は会見で「強気一辺倒」とも言える発言を行っており、追加利上げも示唆していた。一例をあげると、「基調物価は2%目標を超えて上振れていくリスクがある」「経済が大きく下振れるリスクはひところより低下している」--など。
もともと「利上げ反対派」の筆者の考えとは、まったく異なる見解なのだが、それはともかく、今回の会見を受け「年内に少なくとももう1回は利上げをする」と言った見方が大勢を占めてきた感も否めない。
さて、そうしたなか本日は米国でFOMCの結果が公表される予定となっている。こちらにまずは注目。
また、米国とイランが戦闘終結に向けて合意はしたものの、イスラエルがレバノン南部を攻撃し4人の死者が出るなど、依然として小競り合いも観測されている。果たして合意が本当に履行されるのかを含め、先行きに一抹の疑義が生じている側面もありそうだ。
テクニカルに見た場合、ドル/円は一旦遠のいていた年初来高値160.72円が再び視界内に。昨日の日銀会合結果ではトライ出来なかったが、本日は米FOMCの結果発表という材料が予定されており、その結果次第ではトライする展開もありうるか。
ただ、その一方で当然のことながら当局による円買い介入にも要注意だ。(了)
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