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【無料】2月25日 本日の為替市場見通し

昨日の為替市場でドルは堅調裡。ドル/円は10日以来となる156円台を一時記録している。
週末に伝えられた「米最高裁によるトランプ関税の違憲判決」に端を発した動きが引き続き取り沙汰されるなか、毎日新聞が報じた「高市首相が追加利上げに難色示す」が材料視され、ドル買い・円売りが一気に強まった。

前述した毎日新聞報道は、16日に実施された高市首相と植田日銀総裁の会談において高市首相から発せられたものになる。報道によると、「(2025年11月の)前回の会談の時より厳しい態度」であり、追加利上げに難色を示したという。

昨年12月10日付けの「外為オンライン社レポート」をはじめ、過去に何度も報じているように、筆者はかなり前から「日銀の利上げに反対」する立場。それからすると、前述した高市首相のスタンスは「我が意を得たり」ともいえるものなのだが、おそらく多くの方にとっては寝耳に水。サプライズということになるのだろう。
いずれにしても、真偽を含めた続報などにしっかりと注意を払いたい。

一方、それとは別に、まだゴタゴタが続き情勢が見通せない「米最高裁によるトランプ関税の違憲判決」を受けた動きなどにも要注意。
また、日本の政治情勢やウクライナ侵攻4周年を受けた各国の動き、ドイツ首相による中国訪問など、なかなか材料は盛りだくさんだ。油断は禁物という気もしている。

テクニカルに見た場合、ドル/円は昨日半月ぶりの156円台を回復。上方向へのリスクもうかがわせる足形だが、レベルそして進行スピードから考えて、まずは当局者などによる円安けん制発言には注意が必要だろう。
また、一目均衡表で見た場合には先行帯の雲の下限をザラ場ベースで上回ったものの、NYクローズでは超えることが出来なかったことも気掛かりではある。ドルの上値追いには慎重さが必要なのかもしれない。(了)