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utusemi0807
七月三十二日〈風まかせ文芸部〉
iさん、そして<風まかせ文芸部>の企画にご賛同の皆様
風天道人と申します。
この企画にショートショートで参加させて頂きます。
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波に乗ろう
「ねえ、明日の予定だけど」
七月も終わろうとする熱帯夜。
エアコンの効いた部屋で、彼女が冷えた麦茶を飲みながら言った。
カレンダーの数字は、明日から八月に変わる。
夏の本番が始まるというのに、僕の心はすでに焦っていた。
サーファーにとって、夏は一瞬で通り過ぎる幻のようなものだからだ。
僕はスマホで明日の波情報――波の高さや風の向きを真剣にチェックしながら、静かに答えた。
「明日は海に行くよ。だって、七月三十二日だからね」
彼女は麦茶を飲む手を止め、怪訝そうな顔で僕を見た。
「七月三十二日? なにそれ、八月一日でしょ。」
僕はスマホを置き、呆れる彼女に向かって優しく微笑んだ。
「いや、七月三十二日さ。ほら、日にちの数字をよく見てごらん」
「数字?」
「そう、七・三・二」
僕はサーフボードを愛おしそうに撫でながら、確信に満ちた声で言った。
「明日は、最高の波(732)に乗るさ」
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このショートショートは私とジェミニの共作となりました。
私がジェミニにショートショート作成のサポートを頼んだのですが、
結末は考えてあるんだと話しかけました。
主人公が「明日は7月32日だからサーフィンしに行くよ。」
彼女「7月32日?8月1日でしょ。」
主人公が優しく微笑んで「7月32日つまり日にちがね。732(ナミニ)乗るさ。」
って感じかな。
そしたら、ジェミニがショートショートの原案を作成したのです。
折角、ジェミニが考えたのだから、多少の手直しをしてここで発表することにしました。
