第2章:夫婦関係円満調停でも、夫婦の会話が通じない!カサンドラ症候群のリアル事例5選とその原因まとめ(ASD、ADHD)

  • 丁寧に話しても、なぜか伝わらない

  • なぜか感情的になって、議論が進まない(スイッチどこ…)

  • 生活リズムが社会通念上ヤバい

  • 社会通念上の一般常識が通じない

離婚調停の場面で実感した“カサンドラ症候群”の特徴を、リアルな事例をもとにまとめました。初めは、相手の努力不足または自分の理解不足なのかと思い、頑張っていました。
今思えば、相手方のADHDやASDの特性(仮)によって起きていたすれ違いだと思います。未診断なので仮ですが、

もう1点、重要なことは、・・・記事末に書きます。
(結論から書いても伝わらないと思うから)

カサンドラ症候群のリアル事例5選(ASD、ADHD)

1.コミュニケーションの行き違いが強くて面倒くさい!その特性は?

  • 妻は「不安を感じた部分」だけを強く記憶し、経緯が抜け落ちるため、唐突な主張に聞こえることが多かった。

  • 感情を先行して話すから、話の本筋が分かりづらい、細かい部分にこだわって本題にたどり着かない。

  • 冗談が伝わらず、誤解から摩擦が生まれる。

  • 会話中に子どもが割り込むと、強い口調で叱責するため、子どもが委縮してしまうこともあった。

  • ママ友とのLINEや学校の先生とのやり取りでも、同様の理由で噛み合わず、コミュニケーションを遮断する/されることが多かった。(俺だけの問題じゃない)

→過去の出来事をよく持ち出すため、記憶力がいいのかなと思ってたけど、その経緯がスッポリ抜けてて驚いたことがある。
→話の途中で細かい部分でツッコまれると、上げ足取りをされているようでこちらもイラつく。そこ本筋じゃないでしょ!と思ってしまう
→話を聞いていても、不安に感じたことを中心に話すから、こちらは「何が言いたいの?何を求めてるの?」とモヤモヤしながら聞く羽目になる。
→冗談を真に受ける。マジでやめてほしい

コミュニケーションは、積み上げるもの。その経緯、その積み上げが前提にないとマジでしんどい。それがASDの特性(仮)によるものなら・・・
妻は、「話の流れが分からないことがある」とつぶやいたことがある。驚いた。俺よりも、妻の方がしんどかったと思う。人と話すとすごく疲れてる様子があったから、実は特性がありながら、かなり努力して理解しようとしていたと思う。


2. 専業主婦のくせに、掃除しない。片付けや整理整頓が絶望的にできない!その特性は?

  • 交際当初から部屋は物であふれていて、足の踏み場もなかった。

  • 専業主婦の期間も改善できず、洗濯物や食器があふれる状態が常態化。

  • レシートやポイントカードを溜め込み、同じ商品を大量に買い込む

→ 片付けられないのは「怠け」だと思っていた。
その代償は俺にくるわけだから「専業主婦の分際でラクしやがってなんなんだよ!」と思っていた。当初は指示してたけど、全然やらないので、埒があかないと自分が掃除、洗濯を担当することにした。
→かばんも財布もパンパンになる。高い財布に膨張によるダメージを与えたくないから定期的に自分が整理していた。

でも、「整理の優先順位が立てられない特性」かもしれないと思い始めた。ADHD(仮)なら、努力で何ともできないのだから、致し方ないのかも。


3. 生活リズムの乱れ。社会通念上の生活ができない。働かない、朝起きない。深夜までスマホ。その特性は?

  • 朝起きるのが苦手で、子どもたちの朝の支度、朝ご飯や弁当作り、ゴミ出しは私が担当。

  • 深夜3時を過ぎてもスマホを見続けることが多く、「見ないと不安で眠れない」とのこと

→ 子どもの不登校の原因になってると不安を感じた。俺と子どもは頑張って登校出勤しているのに、寝てるし…。家族全体の生活リズムに影響しないよう、俺が必死に生活リズムを守っていた。こいつに子育ては無理だと感じていた。

これも、優先順位が立てられないADHDの特性が影響していると思う。それが、段取りの悪さにつながり、日常生活が送れない。夜眠れないのは心配性な性格によるのかな。ようやく寝たと思ったら、永い眠りにつく感じ。
特性によるものなら、大変だと思う


4. スケジュール管理が困難というレベルを超える。遅刻常態化。その特性は?

  • 約束に遅れることが頻繁で、数時間待つこともあった。

  • 旅行の段取りや管理はすべて私が担当していた。

→ 予定が立たないことが、家族にとって大きなストレスになっていた。

→準備にも俺には理解できないこだわりがあるから、全ての準備を担うことはできず、いろいろな手を尽くしたけど、結局心配が収まるまで、準備をさせるしかないと諦めた。

心配性が過ぎると思っていたけど、ASDの特性「こだわり方が異常」これに起因するなら、やむを得ない。我慢する方はしんどいけど、妻もしんどかったと思う。


5.衛生面への強いこだわりがヤバい(強迫観念)。 片付けしないくせに、自分が直接触れる物に限る。その特性は?

  • 衛生面へのこだわりが強く、現金やスマホ、リモコンに触ると必ず手洗いを要求。アルコール消毒も。

  • 歯磨きに1時間以上かける

  • 外出時に鍵を閉め忘れていないか不安で、家に戻る羽目になることがしょちゅう。

→ 本人にとっては「安心するための行動」でも、家族には過剰に映り、生活の負担となっていた。

いわゆる強迫観念。でも、本人としては、耐えられないのだから仕方ない。

カサンドラ症候群のリアル事例まとめ(ASD、ADHD)

若干、感情的に書いた部分もあるけど、これらの問題を妻に伝えても全然理解してもらえないし、感情的になられるだけ。俺が尻ぬぐいするしかなくて、いつしか負担過多になっていたと思う。
周りにも伝えてこなかったから(家族を貶めることはしたくないから)、なんでこんなに理解されないのだろうかとカサンドラ症候群の状況に陥っていたと思う。だから、第三者を交えて話したいと思い、夫婦関係円満調停(再構築)を申し立てた。

結果、いろんなことが分かってきた。ASDやADHD、カサンドラ症候群ということは、調停を通して知りえた。長年、お互いに苦しめ合っていたと思う

調停員には、「今までよく頑張りましたね、本当にその家庭にもう一度戻りたいのですか」と言われた時に、自分の中で、何かが崩れたと思う。

カサンドラ症候群を自称する方へ

そして、重要なことは、

妻も、妻自身が「カサンドラ症候群」だと信じていることだ。
調停員や病院の医師を通じて、上記のことを伝えても、自分に特性があるとは思っていない。
俺に問題があると思っている。

確かに、自閉症スペクトラムという名前のとおり、誰でも大なり小なりあると思う。俺にもそれなりに特性があるとは思う。でも、まっとうな社会人生活を歩み、職場でも成果を上げている。友達も多い。
しかしながら、そう思われていることも受け入れることをしないと、いつまでたっても問題解決しないと感じてきた。

カサンドラ症候群だと自分で思っている方は、果たして本当に自分自身は健常者なのかと疑うことも、次へのステップのために必要かもしれない。特性どおしは、惹かれ合うという話もありますので…。

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