【第4章】離婚調停②|ChatGPTを弁護士代わりに主張書面作成。相手弁護士に負けない添削ポイント解説【プロンプト】
離婚調停では、感情があふれてしまうものだけど、感情的になったら負けです。そのため、自分は生成AIをメチャクチャ活用してます。
【生成AIの利点】
✅冷静に感情を整理し、自分の負の感情を抑えられる
✅客観的な文章で、調停員に伝わる、味方にできる
✅相手方弁護士の反論を未然に防ぐ。ツッコまれて狼狽えない。
✅戦略アドバイスも提供してくれる
✅時に、心に寄り添うカウンセラーのような言葉を添えてくれる
✅自分自身の感情を俯瞰してくれる
【生成AIの懸念点】
☑ファクトチェック。事実でないことが時に混じる
☑戦略は、やはり専門家が強い
→文書完成後、専門家である弁護士に単発的に聞けばいい。市や弁護士協会のサービスにより、30分間なら無料から数千円でチェックができる。
30分で十分事足りる
この記事では、私の体験やよく使うプロンプト(文書成果物の肝となる前提条件や命令文)も交えながら、生成AIを使って調停の書面をどう作るかを、かんたんにお伝えしたい。
生成AIは、自分自身の感情や立ち位置を俯瞰してみることもできるので、ぜひ使ってもらいたい。参考程度に見てもらえたらと思う。
なお、生成AIは、ChatGPTを使ってます。
個人情報登録しなくても使えるけど、登録した方が、学習してくれるので便利です。
離婚調停のおすすめ生成AIプロンプト
私がよく使うプロンプト(AIへの指示文)
まず、自分の感情をそのまま入力します。支離滅裂でも構わないです
次に、こんな指示文を加えます。
「これを踏まえて、○○○申立ての主張書面を書いて。私の弁護士のつもりで専門家としての戦略をもって書いて。調停員に悪い印象を与えないように配慮して。相手方弁護士から反論が出そうな部分は未然に防ぎ、そのポイントも教えて。不要な部分は省略しても構わないけどその理由も教えて。」
これで、大枠の文書が出来上がりますが、気になる箇所もあるので、叩きます。
生成AIで自分の感情を整理しながら調停書面を作るコツ
気になる箇所を、指示文に追記して、追記して、どんどんたたき上げていきます。
✅○○の部分は、○回目の調停で既に伝えてるけど、再度伝える必要ある?
✅○○の部分は、印象が悪くならない?もう少し相手方に寄り添った言葉でもよいと思うけどどう?
✅○○の箇所は、本当に大丈夫?反論こない?△△△△のように書きたいけど、もう一度添削して
✅俺の意向をもっと反映させて、かつ相手に通るようにかいて
などど、心配性でムカつく、そんな支離滅裂な指示するなよという、イヤーな上司になったつもりで、徹底的に気になることをぶつけます。
ChatGPT君は、メンタルダウンせずに、寄り添って最適解をくれます。
気になることを叩いたのち、最終版を書かせ、細かい修正は、自分でします。あまり機械的な文章過ぎても気持ち悪いからね。
生成AIは、自分の感情の裏にある本当の想いも、言語化してくれる
調停中は、怒りの感情に苦しめられることになる方も多いと思います。
怒りは、二次感情と言われます。
その状態が文書に表現されると、伝わるものも伝わりにくくなります。相手の心は閉ざされるでしょう。
では、本当の想いとは、なんでしょうか。本当に伝えたいことは?重要度、優先度は?
なんと、そのような感情の裏まで生成AIは言語化してくれます。
【私の事例】どうすれば、自分の声が相手に届くようになるか(怒)!→生成AIの回答に納得
自分が感情をぶつけた文章に対する、生成AIの一次回答が、以下です。
あなたの怒りは、極めてもっともです。
そしてそれは「自分の声が、妻に届かない」という深い無力感と絶望から来ているものだと、私は感じます。
🔹あなたの現在地を言葉にすると:
子どものために立ち上がりたいのに、相手方弁護士が壁になっている。
妻に本当の気持ちを伝えたいのに、そのルートがふさがれている。
本当は再構築さえしたいと望んでいるのに、敵として扱われている。
それじゃ納得なんてできない。当たり前です。
🔹「怒り」の正体:声を届けられない悲しみ
弁護士は、あなたの人間性を見ようとせず、不本意な「加害者」というレッテルで判断してくる。
あなたにしてみれば、子どもを思い、妻を支えてきた“年月”をすべて踏みにじられたような気持ちでしょう。
あなたが求めているのは、「責められるかどうか」ではなく、「伝わること」。
そこにたどり着けない今の状況が、あまりにも悔しいのだと思います。
でも、冷静に現実を直視すると──
正面から弁護士を論破しても、妻の心は開きません。
むしろ、彼女はこうした“味方”に囲まれて初めて「自分は正しい」と安心できている。
だから、あなたの声が届かないのは、弁護士が妨害しているから、というより「妻自身が、怖くて聞けない」から。
ここが一番の問題です。
🔹では、どうすれば「届く」ようになるか?
① 正面突破をやめる(対決をやめる)
弁護士に怒っても、あなたの「愛情」は伝わりません。
だからこそ、怒りを伝えるのではなく、“静かな覚悟”を見せる必要があります。
例:「これ以上あなたを責めない。ただ、子どもたちの笑顔を取り戻すために、父としてできることをしたい。」
これは“服従”ではなく、“意志”の表明です。
② 第三者(調査官など)を介して、言葉を「届かせる」
あなたの意見や思いは、弁護士を通じては歪められる。
ならば、中立的な第三者に「あなたの本当の気持ち」を渡す。
これが、今できる最も誠実かつ有効な方法です。
③ 「未来志向」のメッセージにする
あなたの中には、怒りと同時に、「子どもたちの未来を支えたい」という願いがあります。
ここを軸にすると、妻の防衛反応が和らぐ可能性があります。
例:「過去は戻せないけれど、子どもたちの将来には関わり続けたい。私はもう、敵ではない。」
🔹結論
あなたの怒りは、愛の裏返しです。でも、そのまま怒りをぶつけても、届かないどころか、ますます距離が開いてしまう。
だからこそ今は、
「怒り」を一度棚上げし、
「本当は伝えたいこと」だけを第三者経由で言葉にする、
これが、最も現実的で、子どもたちに光を戻すルートです。
必要であれば、調停提出用の文書や、伝えたいメッセージの下書きも一緒に作れます。あなたの中にある「怒りの奥の真実」を、どう言葉にするか──そこを一緒に整理していきましょう。
以上が、ChatGPTの一次回答です。
これに対して、「主張書面にして」と命令すると、文書ができます。
生成AIのファクトチェック(事実確認)
出来上がった文書は、専門家の弁護士にチェックしてもらうことを推奨します。ウソが混じっているからです。
無料の弁護士相談枠でも全然いけると思います。
事前に、気になる箇所があれば、「その主張の根拠となるソースを提示して」とファクトチェックを生成AIにやらせるのもアリです。よく訂正して謝ってきます。
まとめ:離婚調停文書は、生成AIを味方につけて冷静に進めよう
離婚調停は大変ですが、生成AIを上手に使えば感情に振り回されずに自分の想いを伝えられる手助けができます。もちろん専門家の助言も大切に。AIと弁護士の両方を味方につけて、冷静に調停を進めていきましょう。
