愛媛ひとり旅④旅先での買い物 北欧✖️愛媛 🟰Mustakivi
「道後にむくみさんが好きそうなお店があって、ぜひ行ってみてほしい」
旅先で久しぶりに再開した友人がそう言って教えてくれたのがMustakiviだった。
いつの頃からか私は北欧のデザインを好むようになった。優しい色使いのパターン柄、鮮やかで大きなモチーフの描かれたファブリック、暗過ぎず明る過ぎない落ち着いたトーンの家具、カラフルで洗練された形の食器。どれを見てもワクワクと同時にどこか安心感をもたらしてくれる。自分のテンションを上げつつも癒されるそのデザインと色使いが私は大好きだ。
Mustakiviはmarimekkoで長年テキスタイルデザインをしていた愛媛出身の石本藤雄さんが手掛けるブランド。
道後のMustakiviの開店時間は11:00。この日私はnoteで知り合った友人と10:30に松山で待ち合わせをしていた。訪れることができず、後ろ髪を引かれる思いで松山に向かった。
2人でロープウェイ街を歩いていると、私好みの佇まいのお店がふと目に入った。お店の入り口にはMustakivi houseと書かれている。
Mustakivi。これは、昨日教えてもらったお店。

彼女を巻き込んで、私はMustakiviへと入っていった。


店内には陶器、タオル、バッグ、手ぬぐいなどのオリジナル商品に加え、marimekkoや Arabiaの商品も置かれている。
店員さんによると、道後に移転し松山のお店は閉店となったが、昨年の秋に2店舗目として再オープンしたとのこと。
石本氏がデザインした愛媛の砥部焼、カラフルな今治タオル。まさに北欧と愛媛の融合。ここでしか買えない商品たち。
私は黄色と白のツートンカラーのフラワーベースに一目惚れをした。欲しいと思ったが22,000円の金額に思い切りがつかない。ここで買い物をする予定では無かったので、お土産の予算も組んでいない。
以前から、大ぶりのキャンバス地のトートバッグを買おうと思っていたのでそれをここで買おう。買うのはそれだけにしよう。そう思ってバッグをひとつ選んだ。
その後、食器を眺めていると店員さんが「10,000円以上の購入で送料が無料なりますよ」と囁いた。
送料無料。私はこの言葉に弱い。
私の買い物スイッチはオンになった。
どの食器を買おう。どれも色使いとデザインがいい。そして目に止まったのが緩やかなカーブを描いた四角いお皿だった。


そのお皿はSOBAと名付けられている。
デザイナーの石本氏がお蕎麦を食べるために作ったお皿だそう。
手作りのため、一点一点カーブの具合が異なる。
棚のお皿を台の上に並べ横からカーブ、縁の反り具合などを確認する。形の似通った白と青を1枚ずつ、そしてお揃いの箸置きをひとつずつ購入した。このお皿でお蕎麦を食べるのが待ち遠しい。
結局、フラワーベースを買うのと大して変わらない金額の買い物をしてしまった。
旅から帰った週末にMustakiviからの荷物が届いた。

白と青
お揃いの箸置き

旅先で散財してしまった、と相棒に伝えると
「散財言うのはな、俺みたいに無駄なものを買うことを言うんや。その土地にしかないのものを買うのは散財とは言わへん。いい買い物や」
なんか、いいこと言うてくれるやん。
うん。これは誠に有意義な買い物である。
「ところで、家で蕎麦なんか食べるんか?」
ええ。私はお蕎麦が大好きなんですよ。毎日のようにお蕎麦を食べていたこともあるんですよ。決して強がりではありません。
先日、美々卯で乾麺のお蕎麦を買って帰った。スーパーで買った海老天を添えて天ぷら蕎麦。
うん。いつも食べるお蕎麦より美味しい。

ちょうどいい大きさ
乗せるお皿や器によって気分が変わり、食べ物の見た目も味わいも変化する。視覚からの情報は予想以上に影響している。
旅行に行く前は「最低限の食器さえあればいい。帰ってきたらいくつかの食器を断捨離をしよう」そう思っていた。でもやっぱりやめた。どれも私には必要な食器だ。
夏、ざるそばの季節が今から待ち遠しい。
愛媛に行ったらまたこのお店を訪れたい。そして道後のギャラリーにも。
私は更に、愛媛を好きになった。
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