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悠久の世界の表現者になっている #13「最高の未来を引き寄せられるとしたら、どんな未来?」

わたしにとっての最高の未来をできるだけ具体的に書きたい。

わたしは仏教への関心が高い。人生でそれがなくては生きていけないほどに。心の赴くままに中村元氏の著作を中心に仏教書を多数読んできた。興味は尽きないのでこの先も知識は増えていく予定である。

仏教を学ぶということは同時にインドや中国、日本などのアジア、オリエント史への関心も高くなっていく。わたしはこれらの歴史が好きである。ブッダの時代はもとより仏教が伝播してく過程は、国々の興亡、人の世の栄枯盛衰に目を向けることになる。

行きたい場所がたくさんある。ブッダの生誕地は今はネパール領のルンピニー。ヒマラヤ山脈を望むこの地はブッダの精神性にどんな影響を与えただろうか。シルクロードを東にたどれば雲崗や敦煌の大伽藍がある。未来のわたしはブッダの足跡や、その教えが伝えられた道を辿る。取材の旅である。

わたしは仏教とアジア・オリエント史への造詣を深めていく。文献にあたることと、現地取材によって。一年のうち何度もブッダの痕跡やシルクロードの隊商都市の面影を探して旅に出る。考えただけで胸が躍動してくる。

そしてわたしは、仏教をテーマに独自の見解を織り交ぜながら物語を著す。砂漠を征く軍団、それを統べるカリスマ的な将軍も出てくる。血沸き肉躍るドラマや心に迫る悲劇も描く。わかりやすい文章で想像をゆたかに掻き立てられるような小説を書く。大いに読者を楽しませるだろう。

わたしが活動することで、仏教に興味を持つ人口が増える。敦煌やベナレスを訪れる人々も年間通して盛況になる。わたしはインド、中国から表彰されるかもしれない(笑)。日本各地の寺院への参拝客も増えるはず。お寺さんからも嬉しい声が聞けそう(笑)。

ブッダが歩いた道がそうであるように、仏教が日本に伝来する過程がそうであるように、悠久に挑むのは至難の道でもあるだろう。もとより覚悟のうえである。そうして著した著作群がたくさんの人々の手に渡る。わたしの著作を入り口に仏教を知ることで、多くの人が心の平安を得られるようになる。そういう未来が最高である。



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