【お金の地図のかけら #10】「ほしい」と「必要」のちがい〜4歳から読める・親子でいっしょに学ぶはじめてのお金の話〜
「ねえ、あれほしい!」「これもほしい!」
子どもの「ほしい」は無限に出てきます。でも、お金は有限(ゆうげん)です。この回では、お金の使い方を考えるうえで最も大切な「ほしい(Want)」と「必要(Need)」のちがいを学びます。
■ 「ほしい」と「必要」ってどうちがう?
「必要(ひつよう)」なものは、なければ困るものです。食べ物・服・家・学校の文房具(ぶんぼうぐ)など。「ほしい」ものは、なくても困らないけど、あったら嬉しいものです。新しいおもちゃ・お菓子・ゲームなど。
どちらが「悪い」わけではありません。でも「必要なもの」を先に確保(かくほ)してから「ほしいもの」を考えるのが、お金の基本的な順番です。
■ 「必要」に見せかけた「ほしい」に注意
「みんな持ってるから必要!」「学校で使うから必要!」
子どもがよく使うこのロジック、実は「ほしい」を「必要」に見せているケースが多いです。本当に必要かどうかは「なければ何が困るか」で判断できます。具体的に答えられないなら「ほしい」である可能性が高いです。
■ 「ほしいもの」をランキングしてみよう
おこづかいが限られているとき、「ほしいものリスト」を作って順番をつけるのが効果的です。①いちばんほしいもの、②2番目にほしいもの……と並べると、じぶんが何を本当に求めているかが見えてきます。
また、「先月ほしかったけど今月は忘れた」ものがあれば、それは「本当は必要じゃなかった」サインです。
■ 子どもと話してみよう
親:「もし今日100円しかなかったら、パンとアメどっちを買う?」
子:「アメ!」
親:「でも今日ごはんを食べてないとしたら?」
子:「……パン。」
親:「そう。おなかがすいてるときは『必要』が変わるんだよ。」
→ 状況によって「必要」が変わること、優先順位を考えることへの気づきです。
■ まとめ:今日おぼえたこと
✓「必要」はなければ困るもの、「ほしい」はあったら嬉しいもの
✓ お金の使い方は「必要」を先に、「ほしい」は後から
✓「なければ何が困る?」と問いかければ本当の必要かどうかがわかる
✓ ほしいものをリストにして優先順位をつけるのが賢い方法
次回は #11「おこづかいのルールを作ろう」〜ステージ2・管理編スタート!〜
