【お金の地図のかけら #03】お金はどこで作るのか
〜3歳から読める・親子でいっしょに学ぶはじめてのお金の話〜
「このコイン、だれが作ったの?」 子どもがコインをじっと見つめたことはありますか?小さくて丸くて光るコイン。いったいどこで、どうやって生まれるのでしょう?
■ コインを作る場所:造幣局(ぞうへいきょく)
日本のコイン(硬貨・こうか)は「造幣局(ぞうへいきょく)」という場所で作られています。大阪(おおさか)に本局があり、埼玉(さいたま)と広島(ひろしま)にも工場があります。
コインは金属の板を切り抜いて、機械でギュッと押して模様(もよう)をつけます。1円玉はアルミニウム、10円玉は銅(どう)、500円玉はニッケルと銅の合金(ごうきん)でできています。
■ 紙幣を作る場所:国立印刷局(こくりついんさつきょく)
お札(おさつ)は「国立印刷局(こくりついんさつきょく)」で作られています。東京・さいたま・静岡・彦根・小田原・岡山の6か所に工場があります。
お札には、にせものを防ぐための特別な工夫がたくさん入っています。光にかざすと見える透かし(すかし)、角度を変えると色が変わるインク、細かすぎて普通のプリンターでは真似できない模様など。お金を作る技術はとても高度です。
■ お金はかんたんに作れない
「じゃあもっとたくさん作ればいいじゃない?」と思うかもしれません。でも、お金を増やしすぎると「インフレ」といって、ものの値段がどんどん上がってしまいます。
お金を作る量は、国が慎重(しんちょう)に決めています。「国民みんなの生活が安定するように」という大切な仕事です。
■ 子どもと話してみよう
親:「1円玉と500円玉、どちらが作るのにお金がかかると思う?」
子:「500円!」
親:「実はね、1円玉を1枚作るのに、1円以上かかることもあるんだよ。」 → ものの「見た目の値段」と「作るコスト」は別、という気づきへ。
■ まとめ:今日おぼえたこと
・コインは「造幣局」、お札は「国立印刷局」で作られる
・コインは金属の種類が違う
・お札にはにせもの防止の工夫がたくさんある
・お金を増やしすぎると値段が上がってしまう
次回は #04「お金のひみつ」〜お金はなぜ価値があるの?〜
