はじめてエレキベースを買うときの話
情報を収集し、いよいよベースを購入しようというあなた。もしお目当てが通販での購入ならば、ワクワクして待ちましょう。私の知る限り、実店舗をもっている販売店から購入するのであれば、価格がいくらのものであろうと、きちんと検品・調整がされますので大丈夫です。現物の写真が載ってれば安心ですが、そうでない場合はどんなネックやボディの木目のものが来るかはお楽しみ。
で、実店舗で購入の場合。初心者であっても試奏はしましょう。私、一度だけですが廉価品を試奏しようとしたら、スタッフの人が音が出なくて「?」となっていた。もしかと思い、「それ、アクティブですが電池入っていないとか??」と声を掛けると、なんとその通り。確かに使わない楽器に長期間電池を入れておくのも液漏れの原因になるけど、楽器屋に並べてる楽器で電池抜けてるのは初めて経験した。と、まぁ知見があれば分かる事も、初めてであれば困るはず。演奏できなくてもトラブルの防止のため、試奏とというか音を出してみることが重要です。
で、弾けないのに何をするのかというと、
①とりあえず一番細い1弦を3フレット目くらいから9フレット目まで単音を鳴らしていってください。どうしてもギターはデットポイント(通常だった『ぼーーーーん』と音が伸びるのですが、特定のフレット上だと『ぼーん』と音の減衰が早い箇所)という音の振動を打ち消し合う位置が発生してしまい、それが1弦5フレット、9フレット上で発生しているようでしたら、ちょっと私だったら悩むかも・・・。理由として、ロングトーンを鳴らすことが比較的多い音が使えないとなると、結構大変なので・・・)
②コントロールをぐりぐりして下さい。ジャズベースならフロントボリューム、リアボリューム、トーンですがこれがアクティブベースになってくるとたまに私でも何だかわからんコントロールがあります。また、トーンノブがガタついてたりすることもありますので、使い方を含め、店員さんに聞きましょう。(実は店員さんも適当で後々自分で調べて違うじゃん!となることもありますが)
③「初心者なんで弦高を下げ目にしてくれますか?」と頼んで、その場で調整してもらいましょう。大体、吊るして売られている楽器はコンディションの変化にいちいち対応しなくて良いように、気持ち弦高が高めになっているのか、工場出荷時にやや高めになっているのか、とにかく経験者の私が弾いても弾きづらい事の方が多くあります。「できるだけ低めに」と頼むと、それはそれでネックコンディションですぐビビることになるので、あくまで「下げ目で」とか「やや低めに」とお願いしましょう。
*弦高はネックの反り、ブリッジサドル、ナットの高さの3要素でなっており、調整してもらって音が綺麗に鳴っていれば以降のビビリの原因はネックの反りとなるはずです。後で自分で調整しようとすると最初のうちは大変だと思います。
*そのうち、弦高ノイローゼみたいになっている人々をネットで見聞きすると思いますが、弦高の目安はあれど、それ以下でもイケる楽器もあれば、全然低く出来ない楽器もあります。私はバズとか体の良い呼び方をするビビリが嫌いなので、ビビらない限界のところで調整していますので、楽器によってはハイフレットで弦高が高めになるものもあります。何が言いたいかというと、自身が弾きづらい、と思わないのであれば問題は全くありません。
④もしピックガード上にコントロールノブ類が付いている楽器(プレベとか)の場合は、「ピックガードのビニール剥がしてもらえますか?」と頼みましょう。最近のミュージックマンとかは対処されているのですが、トラディショナルな場合、ピックガードに保護ビニールの付いた上からポッド類を取り付けます。つまり、自分でビニールを剥こうとすると自分でボリュームポッド等を緩めて剥がさないといけなくなり、場合によっては断線等のリスクがあります。
音やボディバランスについては言及しません。もし可能なら経験者の知人が同行しているとアドバイスも聞けますし、そもそも店員さんの多くがギター/ベースの経験者ですのでその人にアドバイスを聞いてきても出鱈目は言わないはずです。兎に角、楽器は弾かないと上達しませんので、先ずは自分の好みでさっさとゲットしましょう!
