オーストラリア🇦🇺:大雑把な国で学んだ、相手の懐にスッと入り込む「お願い力」と「質問力」の秘儀 ⑨
1. 「違いを間違いにしない」メルボルンのプライド
オーストラリア、特にメルボルンは「世界一のコーヒーの街」として知られています。ここで語り継がれている痛快な伝説があります。あのスターバックスが、かつてメルボルンの独自文化に勝てず、大撤退に追い込まれたことがあるんです。
街のあちこちに、こだわり抜いた個人店が何百軒と並んでいる。メルボルンの人たちは、どこでも同じ味の「均一な正解」より、「未完成でも、癖があっても、それがいい」という個性を圧倒的に支持したんです。
「違いは間違いじゃない、価値なんだ」。そんな大らかな「お互いさま」の精神は、ガチガチの規律に縛られがちな日本人にとって、最高に心地よい救いのように感じられます。
2. ぶっちゃけ、英語が喋れなくても「人の力」を借りれば勝てる
ここで少し、私の恥ずかしい話をぶっちゃけますね。 実は私、こう見えて一応、青短(青山学院女子短期大学)の英文科卒なんです。今はなくなっちゃいましたけど、当時はそれなりにいい学校。読み書きはそれなりに得意……なはずなんですが、いざ喋るとなると、もうマインドブロックの塊!
「青短の英文科を出てるのに、完璧に話せなかったら恥ずかしい」 そんなプライドが邪魔をして、全然得意じゃなかったんです。
でも、世界の現場で揉まれて気づきました。 **「自分が全部完璧にこなす必要なんて、1ミリもない」**ということです。
ロシアの時の上司はロシア語がペラペラ。オーストラリアの時の営業部長は英語がペラペラ。だったら、その**「最高の武器(上司)🤣」をいかに気持ちよく使いこなすか(笑)**。
私はもう早々に、自分で語学力を磨くのは諦めました! そこに時間を使うより、最強の武器(上司)が気持ちよく戦えるように全力を注ぐ方が、ずっと賢いし、何より楽でオトクだって気づいちゃったんです。
それに、今はAIだって心強い味方になってくれますしね! 語学の壁は誰かの力やツールを借りて、私たちはもっと大事な「意志を伝えること」にエネルギーを使えばいい。ですよね? ギャハハ🤣
3. 「大雑把」を責めない。相手が答えやすいように「お膳立て」
そんな私が、英語力の代わりに磨き上げたのが「お膳立て」の技術です。 大らかなオーストラリアの人たちは、細かいことが苦手。ここで「なんでやってくれないの!」と正論で攻めるのは、さわず〜流ではありません。
「きっと忘れるだろうな」「ここは気づかないだろうな」というポイントをあらかじめこちらで引き受け、相手が**「YESかNOで答えられる質問」や「迷わず動けるお願い」**の形に噛み砕いて投げてあげる。
相手の苦手な「細かさ」をフォローして、相手が楽に動けるように先回りして調整する。そうやって相手の懐にスッと入り込むことが、結果的に上司の交渉力を最大化させる一番の近道になりました。
4. 部長のパワーを倍増させ、利益の1/3を支えた「参謀の秘儀」
この「相手の苦手なところをフォローし、味方の強みを引き出す」調整を徹底した結果、ペラペラな部長の交渉力が現場で120%発揮されるようになりました。
チーム一丸となって取り組んだその取引は、最終的に会社の利益の3分の1を占めるほどの大柱に成長しました。
私がやったのは、英語でバリバリやり合うことではなく、にやにやしながら「部長、なんとかして〜!(笑)」とお願いしつつ、裏で相手がYESと言いやすいように完璧に調整を進めること。そうやって図々しく「人の力を借りた」だけなんです。
交渉とは、自分一人で戦うことではありません。 周りの力を「さわやかに、図々しく」借りて、全員でハッピーな結果を取りに行く。 それは、家庭でも職場でも、今すぐ使える「人生を無敵にする秘儀」なんです。

#交渉術 #コミュニケーション #ビジネス #エッセイ #オーストラリア #メルボルン #コーヒー文化 #スターバックス #青山学院女子短期大学 #青短 #出版 #ギャハハ交渉術 #さわずー #石炭レジェンド #人生無敵 #AI活用 #橋本文美恵
