【毎ショセレクション選出】ショートショート:告りびと
こんにちは。不屈の屈葬です。
今回のオチ・・・正直「自信アリ」です!!!
どうか試しに読んでやってください!何卒!
そして世界中に広めてやってください!何卒!
(本文:444字)
* * *
「君は友達じゃない」
A男が告げた突然の言葉に、B子は動揺を隠せなかった。
2人は間違いなく仲良しのはずだ。2人の関係を「幼馴染」とすると少し違うかもしれないが、B子はA男が生まれたばかりの頃からよく知っており、気心知れた仲なのは疑う余地もない。
だからこそ、B子はA男の言葉を上手く呑み込めなかった。
「……どうして?」
B子の問いに、A男は沈黙で答えた。いつもニコニコしているA男も、今日は絵に描いたような丸顔がほころぶことはなかった。
レンガ造りの窯だけが、パチパチと音を立ててにぎやかだった。
「私、何か嫌われることした?」
「そうじゃない!」
これにはA男も黙ってはおれず、語気を強めて否定した。
興奮しているのだろうか。もともと赤い頬が、いっそう赤く染まっていた。
「君のこと、友達としては見れないんだ……」
B子はハッとした。
「まさか……」
A男は窓の外に視線を逃がすと、勘の鈍いB子に背を向けたまま、お決まりの言葉を告げた。
「愛と勇気だけが友達なんだ……」
B子はA男の宿命を呪わずにいられなかった。
* * *
この短編小説は「とっておき」だったんですが、たらはかにさんが主催の毎週ショートショートnoteのお題が告りびとだったので、思い切って投稿させていただきました!お読みいただき、ありがとうございました!!よかったらシェアしてやってください!!何卒ー!!
【追記】
ありがたいことに、セレクションに選出していただきました!!たらはかにさん、素晴らしい機会をありがとうございました!
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