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【2025.9.21up】「チェンソーマン レゼ篇」これは映画館で観るべき作品ですね

「劇場版チェンソーマン レゼ篇」を観てきました。

とてもよかったです…。

中継ですが人生初の舞台あいさつも拝見できて、大満足(o・ω・o)

観終わった直後の感想をまとめてみました。

(※結末や敵情報など重要なネタバレは避けましたが、前半シーンの描写や主要キャラについてふわっと触れています)


①映像・音楽など美しさへのこだわりがスゴい


・水の描写は美しすぎて言葉にならない


まず特筆しておきたいのが、水の描写。夜の学校で、月明かりに照らされたなかプールに入るシーンがあるのだけど、水の描写が目がくらんでしまうほど美しかった。制作陣のなかに液体マニアなど変な人がいるんじゃないか?!と思った(笑)。映画館で観るべき作品だ…と強く推せるシーン。

・敵役の変身から攻撃まですべてに品がある


闘いのシーンもよかった。敵役をこんなに魅力的に描いちゃっていいのでしょうか…。変身のシーンが超超超カッコよくて。胸が高鳴った。攻撃シーンでの閃光の描き方もいちいち優美。ぜひ劇場で体感していただきたい。

・何気ない日常のシーンを彩る音楽に感激した


そしてカフェや学校、夏祭りなど、何気ない「日常」のシーン。個人的にチェンソーマンは「間」の取り方がとても心地よい漫画だと思っている。沈黙や微笑み、なにかを押し殺したような顔など、まるで感情の引き算をしているような。そんな何気ない瞬間を映画館ならではの大画面と音響で味わえて感激した。

特に戦闘ではない日常のシーンでの音楽は、少年少女の無邪気さや可憐な姿にとてもマッチしていて。けれど、そんな青春時代はいつか必ず終わってしまうんだよな…とどこか儚さを印象づけるようなすてきな仕掛けだった。これは私が大人だからかもしれない。デンジの年齢に近い10代の人だと、また違った印象を受けるかもしれない。


②楽しく安心して鑑賞できる配慮がある

・緩急のつけ方が心地よくて飽きない

日常のシーンから変身シーンへの移行は、日常から一気に「非日常」に引きずり込まれた瞬間だ。レゼ篇に限らず、チェンソーマンはこういう緩急の付け方がほんとうに絶妙だよなと観ながら思った。原作も読み始めたらページをめくる手が止まらなくなるけれど、今回の劇場版も相当な熱を感じた。

私はアニメシリーズで「なんじゃこりゃあ」とハマった人。レゼ篇も原作で読んでいたので、あらすじも結末もすべて知っていた。なのに…なぜこんなに心を動かされるんだろう。心を奪われるとはこういうこと。なんというか、うれしい絶望を味わえた(笑)。

・血なまぐさいはずなのにそんなに怖くない


チェンソーをぶん回して戦うので基本的に血がたくさんでるのだけど、ホラー系が苦手な人も安心してほしい。まず、デザインの工夫もあるせいか、血がブシャーというシーンでもクラクラしないと思う。あとはデンジの性格のせいで戦闘シーンも基本的にそこまで重くならない(個人的にはそこがチェンソーマンの好きなところ)。鬼滅の刃にビビる私でもいけるので、少なくとも今回の映画はだいたいの人が大丈夫だと思う。

③他者との関わりという普遍的なテーマを描いている(と思った)


・出会いによって人は生き方を変えるのか


チェンソーマンのおもしろさのひとつは、「他者との相互作用」を丁寧に描いているところだと思う(「悪魔や魔人と仲良くなれるのか」など)。
今回のレゼ篇は互いの相互作用によって「生き方は変わるのか」まで踏み込んでいると感じた。

特に印象的だったのが、劇中でたとえ話として登場する「田舎のネズミと都会のネズミ」の話。
自分より強い力を持つ者によって、人はときに生き方を制限されるのかもしれない。けれど、ほんとうに同じ場所に留まらせているのは「別の世界を見る勇気を失った自分」なのかもしれない。

今回の映画で、アキ(デンジの先輩)のバディとして描かれる天使の悪魔。今回、彼はアキとの関わりのなかで心情が大きく変化した人物だ。レゼ篇のアキと天使の悪魔のシーンは、原作でも好きだけど、映像で観たことでさらに印象深くなった。

小さなできごとが重なった結果、ときに人生は大きく変化する。デンジや天使の悪魔などのキャラクターと敵役がどこかのタイミングで逆の立場になっていた可能性もあるよなと感じ、ひとりレゼ篇の奥深さに慄いていた…。

・バトル漫画に恋愛要素がある意味とは


生きていくなかで、ときに私たちは自分に深い影響を与える人物と出会う。「バトル漫画でしっかり恋愛要素が入るのなんでだろう」と思っていたのだけど、映画を観て、その答えがなんとなく見えた気がした。人間関係とは互いに影響を与え合い、ともに生きていく営みだ。ふたりからはじまる恋愛は最小単位の人間関係だといえる。

レゼ篇は公開からたった1日で興行収入が4億を突破しているそう。

(舞台あいさつでの、このうしろの垂れ幕が個人的にはラ・ラ・ランドを彷彿とさせ、余韻に浸れた)

人気の理由は戦闘シーンのカッコよさに加え、「他者との関係構築」「生き方の選び方」みたいな普遍的なテーマを掘り下げているからなんじゃないかな、と個人的に思った。

まとめ

描写の美しさやカッコよさ、飽きない場面展開。そして他者との関わり。

いろいろと考えさせられる深みのある映画だった。

もともとチェンソーマンが好きな人はもちろん、未見の人もぜひ映画館でどうぞっ💣️


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