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Blenderをイラスト制作に使いたい人が意識するべきたった一つの考え方

「やってみれば?全然難しくないよ?」

近年、注目を集めているBlender

ご存知の方も多いと思いますが、改めて簡単に説明すると、3Dモデリング、アニメーション、レンダリング、映像編集など、幅広い機能を備えた3DCGソフトウェア。商用利用も可能で、海外の大手スタジオでも採用されるほど高性能でありながら、初心者でも扱いやすい直感的なインターフェースを備えています。

しかもなんと無料

3Dソフトではあるものの、出来ることの範囲が幅広く2Dのイラストを描く絵描きにとっても強力な制作補助ツールになります。

特に絵描きの中には、背景やパース、小物類の作画や、ライティングやレンズ勘のある構図を決める作業が苦手な方も少なくないと思います。

そんな絵描きこそ使うべきツールがこのBlenderです。

Blenderを使えば、カメラアングルを自由に変更できて、正確な遠近感のある構図を簡単に作ることができるし、キャラクターのポーズ付けでもあまり見慣れない角度からのポーズを描く際にも便利で、より説得力のある画作りができるようになります。

「でも3Dソフト使ったことないし難しそう」

「やってたけど挫折したんだよな・・・」

という声も聞こえてきますが、ここで冒頭の言葉。

「やってみれば?全然難しくないよ?」

私はこう思います。

興味があれば、やってみたらいいと思います。本当にそんなに難しくないです。

ただ「難しくない」は語弊があるかも知れません。

なぜなら出来ることの範囲が広すぎて、すぐに身につけることが出来るものから、気の遠くなるような鍛錬を積まないとできないようなことまで、幅が広すぎて様々なことを極めようとしてしまうあまり、高いハードルを感じてしまったり、途中で挫折してしまうのだと思います。

正確には、始めるのは易く極めるのは一生、というオセロのキャッチコピーみたいな言葉が近いと思います。

そんな中で絵描きが、Blenderを使って絵を作りたいと思った時に身につけるべき考え方は、たった一つです。

それは、

こんなもんでええやろ精神です。

たぶん多くの人が誤解してるのが、Blenderを使うからには、しっかり3Dとして完成した作品を作らないといけないと思っていることです。

この2枚の画像を見てください。

30分くらいかけて精細に作ったモデルと、3分で適当に作ったモデル。

もちろん最終的なアウトプットが3D作品であれば、精緻なモデルが求められるかも知れませんが、最終的なアウトプットが2D作品、つまりイラストであればわざわざしっかり作り込む必要はありません。

イラストの下絵として使用する場合は簡単な箱型の組み合わせや、基本的な人の形をしたモデルでも十分に役立つと思います。

重要なのは「こんなもんでええやろ精神」

3Dモデルはあくまでも補助ツールであり、最終的な画作りに活かせればそれで十分です。

例えば、郵便ポストなら、直方体に窓を付けただけの単純なモデルでも、パースやライティングの参考として十分な価値があります。

簡単なモデルさえ作ってしまえば、望遠や広角などのレンズの検討、ライティングの検討も容易。
手で描くと難易度高めの超広角!
作ったモデルをもとにペイントソフトで、描き込んで完成!

このように、ほどよく手を抜くことこそが、絵描きがBlenderを有効活用していくためのもっとも重要な考え方です。

完璧に3Dモデルを作ろうとすると時間がかかりすぎてしまい、本来の目的である絵を描くことがおろそかになってしまいます。

むしろ、必要最小限のモデリングで素早く下絵を作り、残りの時間を本来の画作りに使うことでより効率的なイラスト制作が可能になってきます。

イラスト制作にBlenderを使いたい人が目指すべきなのは、3Dモデルと手描きのいいとこ取りです。

もちろん、Blenderだけで完結できる作品作りをしたいというのも目標として素晴らしいものだと思います。ですが、沼です。

もし、イラスト制作の補助ツールとして使うのであれば、身につける機能は最小限にとどめ、自分の絵のクオリティを上げるために活用していくことが大切です。

要望が多ければ、今後、絵描きのためのBlenderの使い方もnoteで発信していこうと思うのでSNSでコメントもらえると嬉しいです!


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