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雨したたる屋久島へ。GWの3泊4日縦走

2024年のゴールデンウィーク。

嫁の許可をもらい、山仲間と3泊4日の屋久島縦走へ行ってきました。

今回のルートは、紀元杉から入山し、宮之浦岳を経由して白谷雲水峡へ抜ける縦走コース。

距離は約27km。

屋久島といえば「ひと月に35日雨が降る」と言われるほど雨の多い島ですが、今回も期待を裏切らず、しっかり雨でした。

本音を言えば、宮之浦岳からの大展望を期待していました。

それでも歩き始めると、雨に濡れた苔や木々が驚くほど美しい。

足元の岩も倒木も鮮やかな緑に包まれ、まるで別世界でした。

屋久島は晴れも魅力ですが、雨こそ本来の姿なのかもしれません。


1日目 紀元杉から淀川小屋へ

フェリーを降り立つとどんより曇り空がお出迎え

鹿児島からフェリーで屋久島へ。

宮之浦港からバスを乗り継ぎ、紀元杉へ向かいます。

14時過ぎに登山開始。

雨に濡れた森の中を歩きながら淀川小屋へ。

短い行程でしたが、屋久島らしい深い森の雰囲気に早くも圧倒されました。

倒木と苔むすテント場で

2日目 黒味岳・宮之浦岳へ


「花之江河」標高約1,630mに位置する日本最南端の高層湿原

淀川小屋を午前3時に出発。

ヘッドライトを頼りに歩き、まずは黒味岳へ。

その後、九州最高峰の宮之浦岳を目指します。

残念ながら山頂はガスの中。

期待していた大展望はありませんでした。

それでも標高1,936mの山頂に立った達成感は格別です。

いつか晴れた日に、もう一度訪れたいと思いました。

山頂を後にして、新高塚小屋へ。

長い一日でしたが、無事到着してほっと一息です。

景色はガスガスだけどこれぞ屋久島

3日目 新高塚小屋から白谷雲水峡へ

良い感じに苔をまとった巨木

今回の山行で最も印象に残った一日。

苔むした森。

巨大な屋久杉。

雨に煙る登山道。

「もののけ姫の世界」と言われる理由がよく分かります。

写真では伝わらない空気感がありました。

苔むす清流の流れ
白谷雲水峡の豪快な清流

白谷雲水峡へ下山後はバスで宮之浦へ。

3日間雨の中を歩き続けたこともあり、舗装路や人の気配がどこか懐かしく感じます。

落ち着いた雰囲気の民宿「晴耕雨読」

この日は民宿「晴耕雨読」に宿泊。

久しぶりにザックを下ろし、濡れた装備を片付けてひと息。

山小屋泊が続いた後の宿泊は、それだけで十分ありがたいものでした。

夕食は近くの居酒屋「たぬき」へ。

屋久島ならではの料理をつまみながら仲間と乾杯。

山で飲む一杯も美味しいですが、無事に下山してから飲むビールはまた格別です。

屋久島最後の夜をゆっくり楽しみました。

味のある佇まい居酒屋「たぬき」

4日目 帰路へ

最終日は宮之浦港から鹿児島へ。

天気には恵まれませんでしたが、屋久島の魅力を十分に感じることができた4日間でした。

雨でも楽しめる山

山では晴れが正義と思いがちです。

私も宮之浦岳からの景色を楽しみにしていました。

それでも今回の山行で感じたのは、屋久島は雨でも十分に魅力的だということ。

むしろ雨だからこそ、苔が輝き、森が生き生きとして見える。

晴れた屋久島も見てみたい。

でも、この雨の屋久島も忘れられない景色になりました。

山にマジメ
下界でポンコツ

ふーたのパパ
▼YAMAP山行記録
https://yamap.com/activities/31560247

登山準備で実際に使っているチェックリストや計画シートを公開しています。
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