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【人事労務】未払残業代対応⑮業種別の特徴-運送業の場合 Part1

こんにちは🌞

本日からは「未払残業代対応」に関し、業種別の特徴をお話します。
本日と次回は、運送業における残業代請求の特徴についてお話します。
どうぞよろしくお願いします。


1 運送業は残業代請求が多発する業種!

これはあくまでも私の感覚ですが(間違っていたらすいません💦)、都市部においては、残業代請求の裁判のうち半数近くは運送業と思われ、運送業は残業代の問題が起きやすい業種といえます。

というのも、運送業は、遠方に積荷を運ぶことが仕事で、長時間の時間的・場所的な拘束が予定され、遠方地への運送の場合は勤務が2日以上になることもあるなど、ビジネスモデルとして長時間の拘束が必ず発生するという特徴を有しています。

2 実労働時間が争われやすい

上記のとおり、長時間の拘束が必ず発生するため、実労働時間の論点がよく問題になります。
実際の労働時間数が問題になることはもちろん、待機時間、荷積み・荷卸しに要した時間などが残業代請求の基礎となる「労働時間」に該当するかがよく問題になります。

3 わかりやすい賃金制度が仇に

運送業では、社員の納得感を得るべく、分かりやすい賃金制度を導入している会社が多いです。
すなわち、1日働けばいくらになるといった日給制や1区間の走行距離当たりいくら、1便いくらといった歩合給の賃金制度を採用しているのです。
このような賃金制度のため、残業代の基礎単価となる賃金の対象、固定残業代制度の有効性や同残業代の支払の有無などがよく争点になります。

このような特徴を踏まえ、次回は運送業における賃金制度を掘り下げると共に、紛争の波及効果についても解説させて頂きます。
次週も乞うご期待ください!

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