伊勢神宮・VISON|60歳夫婦のゆったり旅 #2 早朝の夫婦岩と伊勢神宮のご祈祷
前回は、伊勢神宮へのゆったり旅に出かけたお話をしました。
神宮会館に宿泊し、翌朝は朝日の昇る夫婦岩と内宮へ行くため、早く寝たのでした……。
夫婦岩と二見興玉神社のかえる
朝4時50分に起床。
部屋の窓を開けると、もう日が昇ってる。
わあー!早く出ないと!
車で15分!
平日だから道が空いてるはず。



わわわ、日の出がーーっ!
慌ててもしかたないね。
日の出には間に合わないけど、まだ朝の静かな雰囲気が残ってる。
駐車場は海沿いにあり、数台とめられるようになっていました。
もしかして、ちょうどよい日の出の時間には、ここは満車になっているのでは?
二見興玉神社の案内を見ると、ここ以外にも、歩いて数分のところに『二見浦公園駐車場』があるようでした。
車を降り、海を左手に見ながら進むと、その先に夫婦岩が見えてきます。
なんてうつくしい景色なんだろう。
すぐ横にある二見興玉神社にお詣りし、夫婦岩をゆっくり見ながらが、少し朝日は少し上がってるけど、まだ5時40分、静かな時間を堪能しました。
素敵‼︎


そして、よくよく見ると、あちこちにかえるの置物が。
なにか意味があるにちがいない。
MEMO:二見興玉神社(夫婦岩)
猿田彦大神を祀る神社のひとつ。
猿田彦大神のお使いが蛙だといわれているため、境内にはたくさんの蛙の置物があります。
二見興玉神社の蛙には「無事に帰る」「貸したものが返る」「若返る」などいい意味が込められています。
境内を進んでいくと、夫婦岩が見えます。
二つの岩が縄で結ばれた夫婦岩は夫婦のように寄り添っていることから縁結び、夫婦円満、交通安全にご利益がある神社です。
夫婦円満ね。
私はそれを一心に願ったのだけど、夫は8月からの転職先が心配なよう。
みちひらきの猿田彦神社でしたお願いごとをこちらでも、熱心に手を合わせていたようです。
いいよ、いいよ、私が夫婦円満をお願いしておいたから(笑
早朝の「伊勢神宮内宮」へ参拝
二見興玉神社から戻ると7時50分。
コンビニでおにぎりを買って部屋でささっと食べ、早朝の内宮へ。
宿泊先の神宮会館から歩いて5分だから近い。
チェックアウトはせずに身軽に移動。
今日も37度まで上がるようです。37度って人の体温…
内宮は右側を通るんだよね。
朝早いので、人は少なく、鳥の鳴き声が響きわたっています。
清掃されている方の「おはようございます」もとても気持ちがいい。


手水舎で清めましょう。
水がとてもきれいで冷たい。

その先には五十鈴川があり、『御手洗場』と案内がありました。
昔はここで清めてたんだね。全身って聞いたけど、いつ頃のことだろう。
水がきれいで冷たい、冬はものすごく寒かったんだろうな。


ご祈祷よろしくお願いします!
さて、ここからが、今回私たちがここを訪れた目的でもある厄年のお祓いです。
受付でご祈祷と御神楽の申し込みをして奉納金をお納めしました。
「桜の2番」の番号札をもらって室内の待合室を案内してもらいました。
待合室は外にもあるようでしたが、私たちは神楽殿の中に通されました。
ちょっと進むと室内にも手水所があり、もう一度清めます。





すでに、私たちと一緒にご祈祷を受ける女性が待っていました。
黒い喪服のような正装です。
こういった場では、あまりカジュアルな服はよくないかと思い、私は地味めのワンピース、夫はスラックスとカッターシャツで来ていました。
待つこと15分。
クーラーの効いたキーンとした待合室では大きなテレビに前回の式年遷宮の様子が放送されていました。
呼ばれ、一列になって巫女さんの後に続きます。
ご祈祷を受けるのは合計3人。
この先は撮影禁止です。
大きな神楽殿に通され、たぶん。。。50人、いや100人くらいは座れるのかな。もっとかな。
舞を踊る舞台となるところ、両サイドに雅楽を奏でる男性陣が楽器を手に座っていました。
その衣装が雅な世界というか、初めて見る、百人一首の中の人です。
実物をこんなに近くで見ることはないだろうし、ましてやこの人たちは私たち三人のためだけに演奏してくれる。
なんて贅沢なありがたいご祈祷なんだろう。
とにかく、端から端まで見入ってしまいました。
4人の巫女さんが裾を引きずりながら、スススと入ってくると、きれいな所作で玉串(榊の枝)を静かに神前へ供えていきます。
お盆にのった木箱を同じように神前に供えていました。(その木箱はお祓いが終わってからいただきました)
それから、神主さんが祝詞を奏上されると、静かな社殿になんとも言えない神主さんのしっかりした声が響きわたり神聖な空気を感じました。
「かしこみかしこみ…」
自分たちの名前と住所が読み上げられたとき、私は少し顔が赤くなったような。
恥ずかしいとかじゃなくて…「その名前は私です。よろしくお願いします。」と、いう気持ちになり自然と頭をさげていました。
その後は、正面で雅楽の音を聞きながら、巫女さんによる神楽の舞があり、その後に男性が勇ましく踊り、最後に赤い鬼のようなお面をかぶった人が舞を踊っていた。
勉強不足でこれらがどういった意味なのかわからずに見ていたけど、背筋がピンとなり吸い込まれるような、いつまでも見ていたい気分になる時間でした。
が、そのころ…隣では夫は正座の足の痛みに悶絶していて、舞を優雅にみるどころではなく、最後の赤い面をかぶった人が出てきた時には、頭っから前につんのめりそうになっていたとか。
私は普段から正座には慣れているので、ぜんぜん苦痛でなかったのでその夫の心の悶絶七転八倒は知るよしもなく。まだまだ続いてほしい気持ちでその舞を見ていました。
すべての舞が終わり、立ち上がり御神酒をいただく時に、横で身長180の夫がヨタヨタしているのに初めておどろきました。
あらら。
しっかりご祈祷をしてもらったので、その後、御朱印帳に御朱印を書いてもらいホテルに戻ってチェックアウト。
朝の行動が早かったから、この時点で、まだ9時30分ごろ。
ゆらり伊勢市駅前の散策
内宮近くのおはらい町通りやおかげ横丁もたくさんのお土産物屋さんが立ち並んで、人の多さにとっても賑わっていたのですが、伊勢市駅前もなかなか良かったです。
店舗が広々としていて、いろんなものが揃っているお店や、陶器を扱うこぢんまりとしたお店が点在していたり。すてきなカフェもあり、ここだけでもゆっくりまわりたくなりました。




そうそう、伊勢の町を歩いているととても風情のあるマンホールを見かけました。
昔からお伊勢参りがあったのだなーと、絵を見ながら昔の人の様子を想像します。
そういえば、伊勢うどんは、江戸の人が遠いお伊勢にやっと着き、体が疲れた胃には、お粥のようにやわらかいおうどんが何よりうれしかったとか。
車での移動に慣れた私たちには、味わえない旅の良さもあったかもしれませんね。

#3 VISON編へつづく

