2026年は、花を愛でに出掛けたい。
#20260224-624
2026年2月24日(火)
花見が好きだ。
桜ばかりではない。
四季おりおりの花を愛でに行きたくなる。
家のまわりで水仙が咲きはじめたときも水仙の群生地に行きたくて、うずうずした。
関東の有名どころだと、千葉県南房総にある鋸南町だろうか。静岡県南伊豆の爪木崎も魅かれる。江戸川区の葛西臨海公園は、近いことから足を運べる可能性が高い。
駅構内に水仙まつりのポスターが貼ってあり、前を通る度に凝視してしまう。
あたり一面に咲く水仙。
きっとあのひんやりと澄んだ香りであふれているのだ。
私は目を閉じ、水仙の香りを胸いっぱい吸い込む。
だが、水仙の季節はあっという間に過ぎてしまった。
水仙の次は、梅だ。
調べてみたが、近くに梅林はない。公営の植物公園の一隅にあるようだが、規模は小さいし、今日は休園日とある。
今月、むーくん(夫)の休日は平日だ。
小学校に通っているノコ(娘小6)と休みが重なることはない。
梅も見送るしかないのか。
梅の次は桜だろうか。その次は牡丹か。そして、ツツジ、藤、菖蒲。
人家の庭先に咲く梅もよいが、塀越しであることが多く、近付けない。できれば、花に顔を寄せて香りも楽しみたい。
「梅、見に行きたいなぁ」
ソファーに寝そべりスマートフォンで検索していたら、むーくんが「じゃあ、行くか」といった。
「今からでもいいの? ノコさんの下校までに帰らないといけないから慌ただしいよ?」
「おうよ」
連れだって、境内に梅が咲いているとWebサイトに紹介されている寺院に向かった。
梅林というかたちではないが、何種類かあるようだ。
白梅に紅梅、それから早咲きの桜も咲いていた。散策もかねて、境内にある建築物の説明文にも目を通してみる。池があり、鯉が泳いでいる。水面に落ちる人影にエサをもらえると思ったのか、ぐいぐいと集まってくる。石の上では亀が甲羅干しをしている。
五色幕が風をはらんで大きくふくらむ。
平日昼間の境内は人もまばらで、時間すらゆったり流れている。
早春の花は香りがよい。寒さに負けないためか、しっかりしており、冷たさの残る空気によく似合う。

帰る前に、もう一度境内を一巡してから帰路につく。
スーパーで食材の買い出しもする。むーくんがいると二馬力と思うからか、いつもよりカゴに入れる量が多くなってしまう。
習い事日なので、帰宅したらすぐにノコに持たせるお弁当を作らねばならない。
ほんの数時間の小さな旅ゆえ、日常への距離は近い。
それでも、今年は「梅」を見るために出掛けることはできた。
そうだ。
2026年はできるだけ花を見に出掛けよう。
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