駆け足日記【2024年12月28日~29日】
#20250108-503
2025年1月8日(水)
2024年12月28日(土)いい方向へ引っ張ってもらった。
解熱剤を服用せずとも平熱に落ち着く。
咳が多少出るが、こらえられないほどではない。
夕方から小学生以上の里子たちとその里親の集まりがある。
娘(小5)も楽しみにしているイベントだし、私の体調も落ち着いたので向かう。
つい先日クリスマス会もあり、会ったばかりの顔ぶれが多いが、乳幼児がいないせいか、雰囲気が違う。
男子はゲームをはじめ、互いの画面を覗きあっている。
女子はお手紙書きだ。
目の前にいる相手に書いては交換している。
食事やビンゴゲームが終わり、自己紹介タイムとなる。
微妙な年頃ということもあり、学年と氏名をいえばいいだけなのだが、嫌がる子どももいる。
どの子も大半は知った仲なので、初対面の気まずさはないはずだ。
娘はどうするだろう。
順番が巡り、娘より1つ下の学年の女の子がすっくと立ちあがって、自己紹介をした。
「おいしい食事が食べられて嬉しかったです」
一言も添えたので驚く。
次は娘の番だ。
娘は躊躇なく立ち上がると、学年と氏名を述べた。
「今日はみんなに会えて嬉しかったです」
なんと娘も一言つきだ。
前の子どもがしっかりと発言したからつられたのかもしれない。
これがもし立つことも臆して渋る子どもだったり、パッと名乗ってサッと座る子どもだったら娘もこうはいかなかったかもしれない。
いい方向へ引っ張ってもらえた。
帰り道、娘を褒めた上でそのことを問う。
「〇〇ちゃんが一言いったから、あなたも一言いおうと思ったの?」
「うん、私もいったほうがいいと思ったから」
恥ずかしがらなかった件についてはこう述べた。
「先生がね、もじもじしたりするほうが悪目立ちするぞっていってたから」
2学期のはじめに小学校で音楽会があった。
舞台に立つ際に、気乗りしない、または気後れするような様子の子どもがいたのだろう。
「そうだねえ」
思わず吹き出してしまう。
常々嫌がったり照れたりするほうが注目を浴びることは、夫も私もいっている。
それでも目下娘の心の届くのは、「親の言葉」より「先生の言葉」なのだろう。
最近そういうことが多い。
2024年12月29日(日)半世紀続いた生活を変える。
夫の実家は自営業だ。
夫婦で小売店を営んでいる。
子どもが後を継ぐことを望まず、夫をはじめ子どもたちは別の業種に就いている。
その小売店を明日で閉じる。
明日あさってと夫が休日のため、年末のご挨拶もかねて明日は夫、あさっては私の実家に顔を出す予定だった。
だが、夫も私も咳が取れない。
私にいたっては激しさが増している。
どちらの親も高齢のため、ゲホガホ咳をしながら会って感染しては申し訳ない。
これから年末年始と病院も休みだ。
しかも母は11月に父が亡くなったため、現在一人暮らしだ。
寝込んでも私もまだ本調子でないし、娘は冬休み中だ。
身軽気軽に実家へ行けない。
両方の実家に年末に顔を出せない連絡をする。
せめてお店の最終日。
お花を届けて、長い年月の――義父は55年、義母は47年――お勤めに尊敬と感謝の気持ちを伝えたかった。
だって、およそ半世紀だ!
週1日ある休日も翌日の準備に使うことが多く、ほぼ毎日店に立ち続けていたのだ。
会社員家庭に育った私には、とてもじゃないが想像できない。
そりゃあ、私の父も忙しく働いていた。
私が小さい頃は休日も週1日だった。
出張も多く、残業もし、子どもが起きている時間に帰らない日もあった。
それでも仕事を家に持ち帰る姿はあまり見なかった。
定年退職後は、母にまかせきりだった家事を少しずつ覚え、市営の農園を借り、父のペースに合った暮らしをしていた。
明日の午前中に届くようフラワーアレンジメントを手配する。
娘(娘小5)が明るい色がいいと黄色を望んだので、その色合いで作ってもらう。
カードも添えて、贈る。
長い間、お疲れさまでした。
お忙しい毎日だったと思います。
これからは、のんびり楽しい時間をお過ごしください。
いつもありがとうございました。
夫婦そろって働きづめだったのだ。
働きがいがあるのならともかく、ここ数年は体力の衰えを感じ、特に義母は店を閉じたいとしきりに口にしていた。
夫は夫で、両親はずっと店ありきの生活だったため、店を閉じたらいっきに老け込むのではないかと心配していた。
だが、定年退職をした父、結婚してからずっと専業主婦だった母を見ている私は「老後のゆっくりとした時間」がないまま、体力気力が尽きてしまうのではないかと気掛かりだった。
夫の心配もわからないわけではない。
いきなり自由な時間が降ってきて、義両親は戸惑うかもしれない。
どうか充実した時間が訪れますように。
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