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【実践編 03】地方から最難関を目指すなら。

これまでの実践編では、「環境をととのえること」や「スケジュール管理」について書いてきました。
どちらも、実は地域に関係なく共通すること。地方だから、という話ではなかったな…と改めて思いました。

そこで今回は、地方在住だからこそ感じたことや必要だったことについてまとめてみます。


地方での「中学受験」の空気感

わが家のある地域では、ほとんどの子が地元の公立中に進学します。
私立中といっても、「直前にちょっと対策すれば受かる」ような学校が多く、いわゆる受験勉強をする子はごくわずかです

優秀層は、高校受験で地元の公立トップ校へ行くのが一般的。
中学受験という存在自体が、かなり遠い世界なんです。

ママ友も、灘や開成?聞いたことあるけど…すごいの?
小学校の先生も「東大寺学園って、お寺の学校?」といった感じだったようです。
(ラサール学園だけは、なぜか芸能人の影響で認知度ありました)

当然、子ども同士も受験の話が通じず──
6年になると、塾や受験勉強の影響で遊べる時間もなくなりました。誘われても何度も断っていると、そのうち誘われなくなりました。

ただ、話せば分かってくれる友達、応援してくれる子もいました。
「合格祈願のお守りもらったよ」と話してくれた時は、本当にありがたかったです。


うちが、たまたま揃っていた3つのこと

最難関中学を目指す──
これは、うちが最初から戦略的に目指していたわけではなく、
流れにまかせていたら、本人が「やってみたい」と言い出したのがきっかけです。

ただ、いま振り返って思うのは、
「たまたま」揃っていたものがあったから、挑戦できたのかもしれないということ。

「もし、最初から地方で最難関を目指すと決めていたら…」
という視点で、最低限必要だったと思う3つのことを書いてみます。


① 「計算力」は、低学年までに

うちの子は、小1の頃からそろばんに通っていて、暗算の段位を持っています。
最初はモンテッソーリ教育を勧めてくれたママ友に「そろばんいいよ」と言われて、「じゃあ行ってみる?」と軽い気持ちでスタート。

小1~小5の途中まで、楽しそうに通っていました。
当時は中学受験の意識ゼロでしたが、この計算力があったから最難関に挑戦できたと言っても過言ではありません。

ちなみに、公文も非常に良いと思います。
公文なら、計算だけでなく国語や英語もできますよね。

うちは本は好きでしたが、読む本が偏っていて、
女子の感情が出てくるような文章になると、まったく点が取れずに困った時期がありました。

もし幼児期から公文の国語をやっていたら、
そういったタイプの文章にも触れられたのかもしれません。

地方でも、公文やそろばんはどこにでもあります。
受験のためでなくても、学校の勉強の先取りになり、子どもの自信にもつながると思います。

今考えるなら、小1からではなく、年中ぐらいから始めてもよかったかなという気もしています。


② 「体力」は、想像以上に大事

6年になると、本当に体力が必要になります。
勉強量も増え、寝不足が続くと、すぐにパフォーマンスが落ちます。

子どもが言っていましたが、夏期講習の時、先生がみんなに「何時に寝てる?」と聞いたそうです。
すると、0時過ぎという子が半数ほどいたとか。

その中でも、明らかに疲れている子は成績も下がっていったと言っていました。

うちは、年中から小4までスイミングに通っていました。
それ以外にも、いくつか運動系の習い事をしていたので、体力はあるほうだったと思います。

スイミングに限らず、習い事って「少しずつでも成長が見える」じゃないですか。
それって自己肯定感があがっていいですよね。


③ 「塾なし」で最難関合格は、現実的に難しい

うちは、たまたま最初に行った塾が中学受験専門の塾でした。
それがきっかけで、「受験」という世界を知りました。

でも、今考えると──
塾のカリキュラムがなければ、絶対に最難関合格は無理だったと思います。

うちの子でなくても、ほとんどの子にとっては難しいと思います。
6年になると、志望校別特訓など、対策の精度も求められます。

通塾できる距離ならいいですが、そうでなければWeb授業という選択肢もあります。
たとえば浜学園もWebスクールがありますよね。

実際、通える塾と比べると差はあるとは思いますが、
3年2月から塾(もしくはWeb)に慣れておくことが大切だと思いました。



最難関合格は、ゴールじゃない

このnoteを書きながら、「うちは偶然、条件がそろっていたのかもしれないな」と改めて思いました。

ただ、それがよかったかどうか。
子ども自身が「中学受験してよかった」と思うかどうかは、まだわかりません。

最難関に合格したからといって、それで終わりではないですよね。
まだまだ、これからです


次回は

伴走編に戻ります。
テーマは 信頼と管理、揺れ動いた6年前期です。

どうぞよろしくお願いします。

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