私の袋のなかみ

こんにちは。
物語の中で見かけるのと現実の思いや願いが一緒ってことってあると思うんです。

すごくしあわせに暮らしてお空へ送り出す時。
犬を抱いて願う。

もう一度生まれてきてね。
次は人間になっていっしょに話そう、暮らそう。

私が生きてるうちなら子どもになってお腹に宿るかもしれない。
近所のおうちの子かもしれない。
それとも私と入れ替わるようにして地球の未来の子どもになってやって来るかもしれない。


何となくみんなもたいせつな命が宿ったものとのお別れに際してこんな感覚、感情、思い、願いが湧き出て触れたことがあるんじゃないかなあ、抱きしめたんじゃないかなあ、そう思うんです。

愛おしい。そう願われる命と体とそう願う命と体の結びあい。

私は気づく。

ああ。私はそうしてかつての愛しい人に願われた命なのだ。
犬みたいだと感じている私のこの心はほんとうにそうで愛されたしあわせな記憶の成せる技。

次はひとの子に生まれるんだよ。
そう頭を撫でてもらって息をひきとったわたしが果たした約束が今の生なのだ。





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