見出し画像

【疑問】絶対不可能…秘密は、なぜ漏れるのか?

「ここだけの話ね」

この言葉ほど、
信用してはいけないものもない。

秘密というのは、
不思議なくらい漏れる。

しかも、
本人はそこまで悪気がないことも多い。

ではなぜ、
人は秘密を漏らしてしまうのか。

一番大きいのは、
“秘密を持つこと自体が
人にとって快感だから”

だと思う。

人は、
他人が知らないことを知っていると、
少しだけ気分が上がる。

自分だけが知っている。
内側にいる。
特別扱いされている。

この感覚は、
思っている以上に強い。

そしてその快感は、
次の欲を生む。

“誰かに少しだけ話したい”
という欲だ。

ここが危ない。

全部は言わない。
でも少しだけ匂わせる。
名前は伏せる。
でも分かる人には分かる。

こうして、
秘密は少しずつ外に出る。

つまり秘密が漏れるのは、
情報管理の甘さだけではなく、
人間の承認欲求が絡むからだ。

ここが本質だと思う。

もう一つ大きいのは、
人は秘密を
“自分のもの”だと錯覚しやすいことだ。

本当は、
預かっただけ。
たまたま知っただけ。
本来は他人の領域の話だ。

でも、
一度知ってしまうと
自分の話みたいに扱い始める人がいる。

だから、
軽く話す。
雑に扱う。
その重さが分からなくなる。

これもかなり多い。

そして、
秘密が漏れる一番の条件は、
実はかなりシンプルだ。

“二人以上が知っていることは、
もう秘密ではない”

ということだ。

これは少し冷たいけれど、
かなり現実だと思う。

だから本当に漏らしたくないことは、
最初から言わないしかない。

信じている相手でも、
人間である以上、
100%はない。

悪意ではなくても漏れる。
善意でも漏れる。
雑談の中でも漏れる。
酔った場でも漏れる。

秘密は、
思っているよりずっと脆い。

結局、
秘密を守れる人というのは
口が堅い人というより、
他人の領域を勝手に使わない人
なんだと思う。

ここができる人は少ない。

だからこそ、
秘密は漏れる。

そしてその前提で
人と付き合ったほうが、
たぶん人生は少し安全なのだと思う。

いいなと思ったら応援しよう!