【人生設計】50代になって、「また今度」がなくなる年齢になった
若い頃は、
「また今度」が当たり前だった。
今度飲もう。
今度会おう。
今度ゆっくり話そう。
そう言えば、
本当にまた今度がやって来た。
一年後でも。
三年後でも。
十年後でも。
再会することができた。
しかし年齢を重ねると、
少しずつその感覚が変わってくる。
「また今度」が、
必ずしも来るとは限らないことを知るからだ。
親も年を取る。
友人も年を取る。
自分も年を取る。
病気になる人もいる。
突然亡くなる人もいる。
転勤や引っ越しで遠くへ行く人もいる。
人生には、
思った以上に別れが多い。
若い頃は、
会おうと思えばいつでも会えると思っていた。
しかし今は違う。
会いたい人がいるなら、
今会った方がいいと思う。
連絡したい人がいるなら、
今連絡した方がいいと思う。
「そのうち」が危険な言葉だと分かったからだ。
実際、
後悔の多くは失敗ではない。
会わなかったこと。
言わなかったこと。
動かなかったこと。
そういうものだ。
あの時会っておけば良かった。
あの時話しておけば良かった。
あの時ありがとうと言っておけば良かった。
そんな後悔は、
年齢を重ねるほど増えていく。
だから最近は、
縁を大切にしたいと思うようになった。
久しぶりの連絡が来たら会う。
誘われたらできるだけ行く。
会いたい人には自分から声をかける。
もちろん、
全ての誘いに応じる必要はない。
無理をする必要もない。
ただ、
本当に会いたい人だけは後回しにしない。
それだけでいい。
人生は思ったより短い。
そして人との時間は、
さらに短い。
若い頃は未来が無限に続くような気がしていた。
しかし今は分かる。
会えることは当たり前ではない。
今日会える人が、
一年後も元気でいる保証はない。
自分自身もそうだ。
だからこそ、
「また今度」ではなく、
「今度はいつにする?」
と聞ける人でいたい。
年齢を重ねるとは、
時間の価値を知ることなのかもしれない。
そして、
「また今度」がなくなる年齢になったからこそ、
一回一回の出会いが、
昔よりずっと大切に思えるのである。
