二児の父になりました

お久しぶりです。何やかんやバタバタしてまして、数日前に息子が生まれた話を書きたいと思います。分娩立ち会い体験レポートのようなnoteになる気がします。

我が家は計画無痛分娩での出産となりました。事前に予定日を決めて、その日に向けて前日から入院して準備するやつですね。


入院まで

入院予定日までの一番の心配事は、予定日より早めに陣痛が来てしまい、予定外出産となってしまうことでした。これの何がまずいかというと、深夜や休日など、上の子が家にいる状態で妻が病院に行かなければならないとき、上の子はどうするのかという問題が生じるからです。

妻にはタクシーか何かで病院に行ってもらって、私は上の子の面倒を見るという手段しかほぼ取れないのですが、そうなると立ち会いができず、妻も一人で陣痛と戦わなければいけません。今回の産院は感染症対策のため、小学生以下の立ち会いが不可だった(この点は確認不足というか認識相違があって、判明したときは結構ショックでした。)ので、上の子を連れていくという選択肢がありませんでした。

予定どおりなら、平日の昼に分娩することとなり、万が一夜までずれ込んでも私の実家から私の両親が応援に来てくれる算段が付いていたので、上の子の世話問題はどうにかなるはずでした。

結果として、入院予定日まで陣痛が来る気配はなく、無事予定どおりの出産となりました。むしろ、予定日が近づいた頃の検診で、このままいくと予定日を過ぎても生まれなさそうということになり、妻はウォーキングや拭き掃除などの運動を推奨されるほどでした。

ちなみに、無痛分娩の場合、予定外の日に生まれるとなると、麻酔科医が手配できず自然分娩になるという産院も多いようですが、今回の産院は無痛分娩をかなり得意としていて、その心配はなさそうでした。

入院日

いよいよ入院の日となりまして、妻によるとNSTという赤ちゃんの様子を確認する検査を何度か受けつつ、麻酔の針を背中に挿したり、抗生剤の点滴を打ったりと地味に痛いイベントがあったようです。

また、子宮口の開き方が十分ではなく、バルーンを入れて子宮口を広げるという処置をしたために、生理痛のような痛みも感じていたそうです。

入院時に持参したものはすべて妻が用意していたので、私も中身は把握していないのですが、分娩時に聞いたところ、念のために持っていったものはほとんど使わなかったそうです。それでも、同じ日から入院していた別の妊婦さんはもっと大きな荷物を持っていて、妻が不安になっていました。何を入れていたんでしょうか。

出産日(立ち会い前)

そして出産の日となりました。前回の出産のときは、私は本当に生まれる直前しか立ち会わせてもらえず、産院の近くで数時間ウロウロして(ドラクエウォークしてました。)呼ばれるのを待っていたのですが、今回は割と早く呼ばれました。

妻によると、朝7時ごろから陣痛促進剤を投与して、陣痛を誘発する処置をしていたようで、朝9時頃(ちょうど上の子を保育園に送った頃でした。)に、妻から破水したという連絡を受けました。

妻から事前に、前回の出産時の陣痛開始から出産までのタイムテーブル(前回の産院の助産師さんがメモしてくれていました。)を共有してもらっていて、それによると陣痛開始から6時間半で出産となっていたので、午後には生まれるかなと思っていました。

保育園に送った後、すぐに産院に向かい、呼ばれるまでお昼ご飯でも食べていようかと思ったところで、妻から子宮口が半分開いていて、もう分娩室に入ってよいようだというLINEが入りました。

前回立ち会った経験からすると、呼ばれてからすぐ生まれるイメージがあったのでお昼ご飯を食べている場合ではないと急いで分娩室に入りました。

出産日(子宮口全開まで)

分娩室に入ると、静かに痛がる妻の姿がありました。いや、無痛じゃないのかよと思うかもしれませんが、私は特に驚きませんでした。なぜかというと、前回の出産も無痛分娩だったのにも関わらず、妻は痛そうだったからです。そのため、無痛とはいえ、多少痛みが和らぐくらいで痛いは痛いのだという認識がありました。前回だと、ほかの分娩室からはまさに阿鼻叫喚の悲鳴が聞こえていましたからね。泣き叫ぶほどの痛みから、めちゃくちゃ痛いけど泣き叫ぶほどではないという痛みにレベルが下がるのかなと思っていました。結論から言うと、これは誤りでした。

今回の麻酔の方式は、1時間に4回まで押せる(正確には、前回から15分経過すると押せる)麻酔注入ボタン(正式名称は分かりません。)を妻が自分で痛いときに押すというものでした。妻はしっかり痛みを感じていたので、15分経ったらすぐに押すということを繰り返していました。

そこで助産師さんが妻が痛がる様子を見て、麻酔の効き目をチェックしました。チェック方法は濡れたティッシュ的なものを下腹部や太ももの付け根にあてて、冷たさを感じるか確認するというもの。それによると、左の太ももの付け根以外は麻酔が効いていなかったようなのです。そんなことあるんかいと思いました。そして、お医者さん(これは驚きだったのですが、今回の産院は産科医と麻酔科医が分かれていなくて、麻酔もできる産科医がいるという産院だったのです。)がやってきて、麻酔の針の位置を調節してくれました。するとどうでしょう。みるみる麻酔が効いてきたようで、真の無痛に至ったのです。真の無痛分娩てあるんですね。

どうやら、私の妻はめちゃくちゃ痛みに強い、というか、痛みを我慢する力がめちゃくちゃ強いタイプの人間だったということのようです。お医者さんが、この麻酔の効き目なのによく冷静でいられますねと言っていたので、一般的な妊婦なら泣き叫ぶレベルの痛みを感じていたけど、持ち前の我慢強さで静かに痛がるリアクションとなっていたようです。妻、強し。

ちなみに、お医者さんが針の調整をする前の妻曰く、前回よりは痛みはマシということでした。前回は死ぬほど痛かったんだね。無痛分娩とは。皆さん、無痛分娩希望される場合は産院によって全然違うようですのでお気をつけください。

出産日(分娩直前まで)

麻酔が効いてきたところで、助産師さんが内診すると子宮口全開とのこと。こうなれば早いはず!私も妻も期待が高まりました。

ちなみに、この時点で私の体調は割と最悪でした。昼ご飯を抜いたせいで低血糖の症状が出ていたのと、分娩室の室温が30度近くあり、めちゃくちゃ暑かったのです。暑さは妻も訴えてまして、私の仕事は低血糖で震える手で妻にうちわをあおぐことでした。しかし、子宮口全開となるといつ生まれるか分かりませんし、何より一番大変な妻を目の前に弱音は吐いていられません。頼むからもう生まれてくれ!と祈る気持ちでした。

しかし、無情にも出産はここから大苦戦してしまいます。妻がいきんでも赤ちゃんが上手く降りてきてくれないのです。助産師さんがエコーで見てくれたのですが、出口に対して赤ちゃんの身体が真っ直ぐになっておらず、不思議な体勢でお腹にいるとのこと。助産師さん曰く、このままの位置なら吸引分娩もできないとのこと。誰も口にはしないものの、帝王切開か?という嫌な空気が流れました。

そこで、助産師さんのアドバイスでこれまでの仰向け姿勢から、机に寄りかかる前傾姿勢に妻の体勢を入れ替えました。その前傾姿勢が効果あったのか、赤ちゃんがようやく降りてきてくれて、ついに助産師さんやお医者さんもいけそう!という雰囲気に。これは嬉しかったです。おお!と声が出ました。

分娩予定時刻まで告げられ、いよいよゴールが見えてきました。しかし!ここからもまた長かった。赤ちゃんの出口付近でつっかえているということで、もう頭も髪の毛も視認できる(私は見てませんが、助産師さんからは見えていたようです。)ところまで来ているのに、そこから先に進みません。

妻は陣痛が来る(無痛ではあるのですが、お腹が張る感覚は残す程度に麻酔を使っていました。)たびに全力でいきんでいたので、もう疲労困憊です。助産師さんがいないところで、もうキツい、吸引分娩でもいいから早く生まれてほしいということを言っていました。

ちなみに、前回の産院だと有無を言わさず吸引していた気がします。無痛分娩は吸引が多いと聞いていたので、特に何も思いませんでしたが、今回の産院はなるべくなら自力で、無理なら吸引でという優先順位が明確でした。吸引は赤ちゃん的には負荷がかかりそうですし、赤ちゃんの気持ちはわかりませんが多分痛いでしょうから、心情的には避けたいですが、妻の様子をみると早く楽にしてくれと思っていました。

あと一歩のところで生まれない状況が続き、最終的に、助産師さんが数人分娩室にいらっしゃって、そのうちの1人が妻のお腹の上から思いっきり赤ちゃんを押し出すという手法を取ることになりました。見るからに痛そうでした。こうなると無痛分娩とか関係ないですよね。

出産日(分娩!)

赤ちゃん押し出し方式の結果、ついに赤ちゃんが生まれてきました!もちろん嬉しかったのですが、赤ちゃんが泣いてくれず、いきなり心配になりました。助産師さんが、羊水を飲んでるとか、まだお腹のなかにいるつもりになっているなど色々言いながら、飲んでしまった羊水を吸引するなどの処置をしてくれて、ようやく産声を聞くことができました。そのときようやく安心できました。

産声を聞いた感想は、声が小さいというものでした。というのも、上の子の産声が大きすぎてびっくりした記憶があったからです。赤ちゃんがお腹にいた頃、妻から、胎動が上の子と比べておとなしいと聞いていましたので、産声の小ささからして、上の子より大人しい穏やかな子になるのではと思いました。答え合わせは数年後にできるでしょう。

そして、体重や頭囲を計測した助産師さんから、大きい!という反応がありました。体重はギリギリ標準体重の範囲をオーバーし、頭囲は生後1カ月の赤ちゃんと同じサイズだったそうです。それは出産も苦労しますよね。

赤ちゃんの体重については、妊婦健診時にも大きめとは言われており、妻も運動しながら糖質制限という大変な努力を課されていました。それでもこの結果なので、妻が思うがままに生活していたら帝王切開間違いなしだったでしょう。妻の努力が報われましたね。

生まれてすぐの赤ちゃんを抱っこしましたが、本当に重かったです。ずっしりしてました。あとでわかったのですが、身長も大きかったですね。そのせいで子宮に真っ直ぐ収まることができなかったんでしょうね。

出産日(分娩後)

赤ちゃんが生まれた時にはもう夕方になろうかという時間で、私も空腹でいよいよ倒れそうだったので、赤ちゃん、妻と一旦別れて産院近くのバーガーキングに直行しました。あの日のバーガーキングのチリチーズフライ、本当に美味しかったですね。

家に帰って、上の子と両親に諸々報告して、ぐっすり眠りにつきました。

おわり

以上、私の出産立ち会い体験でした。明日、妻と赤ちゃんが退院してくるので、本当に楽しみです。上の子も喜んでくれると思いますが、これからは上の子のメンタルケアも大事にしないといけないですね。どうしても赤ちゃんに手がかかってしまうので、その分、これまで以上に上の子に愛情を注いでいきたいと思います。

そして妻に感謝ですね。出産は本当に命がけですね。私は私のできることを一生懸命やっていきたいと思います。

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