エアコンの風が直接当たって寒い・体調を崩す問題、設置位置が悪いなりに直す手順
1. こんな状態、心当たりありませんか
在宅ワーク中、デスクの真上からずっと冷風が降ってくる。首の後ろがひんやりして、気づけば肩をすくめている。エアコンを消せば今度は蒸し暑くて集中できないし、扇風機で流してみても風の向きが変わるだけで冷たさ自体は変わらない。
寝ている間もそうです。ベッドの足元に風が直撃していて、朝起きたら足がだるい。布団をかぶって寝るしかないけれど、それだと今度は寝苦しい。子どもの布団の位置を動かしても、部屋の形上どうしても風の通り道に入ってしまう。
賃貸だと特に厄介で、エアコンの設置位置は入居時にはもう決まっています。壁のどこに穴が空いているかで設置場所が固定されるので、「ソファの位置をずらせば済む話」でもないことが多い。私自身、前に住んでいた部屋がまさにこれで、リビングのソファに座ると首筋に風が当たり続ける配置でした。夏の間ずっと我慢して、結果的に軽い風邪のような症状(だるさと喉の違和感)を何度か繰り返した経験があります。
この記事は、そういう「エアコンの位置そのものは動かせないけれど、風の当たり方だけは何とかしたい」という人のために、実際に試して効果があった調整手順をまとめたものです。
2. 先に書いておきます。こういう人には向いていません
エアコン本体を移設する、または買い替える予算と手間をかけられる人。それが一番の解決策になる場合もあるので、そちらを検討したほうが早いです。
風向きルーバー(吹き出し口についている、風の方向を変える羽根の部分)が電動で細かく制御できる最新機種を使っていて、アプリやリモコンの上下左右スイング設定だけで十分満足している人。
サーキュレーターや扇風機を導入する余地がまったくない、家電を増やしたくない事情がある人。今回紹介する方法の一部は、多少の小物や道具を使うことが前提になっています。
「今日中に完璧に解決したい」人。正直に言うと、今回紹介する手順は一度やって終わりというより、数日かけて微調整していくタイプの対処法です。即効性を求めている場合は期待外れになる可能性があります。
当てはまる方は、ここで読むのをやめて別の方法を探したほうが時間の節約になると思います。
3. 全体の流れは大きく3ステップです
細かい手順は有料部分に書きますが、先に地図だけ渡しておきます。
風の通り道を把握する — 感覚ではなく、実際に紙や煙などを使って風がどこを通っているか可視化する。
ルーバーと風向きを物理的に固定・誘導する — リモコンの設定だけに頼らず、必要なら市販の道具で風向きそのものを変える。
どうしても直接当たる範囲に、人や物の配置で対応する — 風向きを変えきれない部分は、座る位置や寝る位置をずらすことでカバーする。
言葉にすると当たり前に見えるかもしれませんが、実際にやってみると2番目のステップで想定外につまずくことが多かったので、そこを中心に書いていきます。
ここから先が有料部分です
ここから、実際に手を動かした手順と、途中でつまずいた場所、その場でどう対処したかを書いていきます。写真は撮っていた範囲で言葉に起こしていますが、ご自宅の機種によってルーバーの形状は違うので、あくまで「考え方」として読んでもらえればと思います。
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