✍️備忘録:Windows 10サポート終了で注目!Linux Mintセキュリティ設定ガイド ―― なぜ“安全と言われるのか”と、初心者でもできる5つのステップ
🔒 Windows10の延長サポートに潜む“落とし穴”
2025年10月で Windows 10 のサポートが終了します。
今回「あと1年延長」となり、有料の延長サポート(ESU)が発表されましたが、実は手放しで喜べるものではありません。
無料版ESUを利用するには「Microsoftアカウント+OneDriveの利用」が必須 という条件があるのです。
「クラウドに自分のデータを置くのは不安」「OneDriveは容量が少なくて結局有料になるのでは?」と感じる人も多いでしょう。
つまり、無料で延長できると見せかけながら、実際には クラウド利用を受け入れるか、有料で契約するか の二択を迫られるわけです。
これが “歓迎できない落とし穴” と言われる理由です。
👀 Linux Mintに注目が集まる理由
そんな背景もあり、いま Linux Mint への移行を検討する人が増えています。
見た目や操作感がWindowsに近く、無料で使えるのが大きな魅力。
でも、気になるのは「Linuxってセキュリティは大丈夫なの?」という点ですよね。
この記事では、Linux Mint の安全性について調べ、初心者でもできるセキュリティ設定を GUI中心+おまけでターミナル操作 までわかりやすく解説していきます。
🛡️ なぜLinuxはWindowsより安全と言われるのか?
Linuxはサーバーや研究機関など、セキュリティが重視される現場で長年使われてきたOSです。その背景には、設計そのものに「守りの仕組み」が組み込まれているからです。
代表的なポイントは次の3つです。
ユーザー権限が厳格
普段は一般ユーザー権限で操作し、システム全体に影響を与える「管理者権限(root)」は必要な時だけ使います。これにより、万が一マルウェアが入り込んでも、システム全体を壊されるリスクが小さくなります。公式リポジトリ経由でソフトを導入する仕組み
Linuxでは、ほとんどのソフトを「公式の倉庫(リポジトリ)」からインストールします。怪しいサイトから実行ファイルを拾ってくる必要がなく、感染リスクが低いのが特徴です。オープンソースで常に監視されている
Linuxのソースコードは公開されていて、世界中の開発者がチェックしています。脆弱性が見つかればすぐに修正され、アップデートとして提供されるので、対応が速いのも強みです。
つまり、Linuxは「設計」「仕組み」「運用」の面で安全性が高いOSだと言えます。
ただし「入れたまま何もしなくても絶対安全」ではありません。ここから紹介する 5つのステップ を実行することで、Linux Mintをさらに安心して使えるようになります。
🔒 Linux Mintを安全に使うための5ステップ(GUI中心)
1. システムを最新の状態に更新する(一番大事)
趣旨
更新は「古い部分を新しく直して、安全にすること」。セキュリティの穴をふさぎ、システムを安定させます。
手順
右下の盾アイコンをクリック

2. 「更新を確認」→「インストール」

3. 更新が終わると「0件」表示になり最新状態
2. ログインを安全にする
趣旨
パソコンを守る最初のカギはログインです。強いパスワードを設定し、自動ログインをOFFにしておけば、万が一パソコンを触られても勝手に使われる心配がありません。
手順(Xfceの場合)
メニュー → システム設定 → ユーザーとグループ を開く
「自動ログイン」のチェックを外す
必要に応じてパスワードを変更(英数字+記号を組み合わせるとより強力です)
※ Cinnamon / MATE でも「システム設定 → ユーザーとグループ」で同様に設定できます。
👉 迷ったら、メニューの検索窓に 「ユーザーとグループ」 と入力すれば一発で見つかります。

3. ファイアウォールをONにする(GUFW)
趣旨
ファイアウォールは、外部からの不正アクセスを防ぐ“門番”の役割をします。Linux Mintには「GUFW(グフ)」というシンプルな設定アプリが用意されており、初心者でも簡単にON/OFFを切り替えられます。
手順
メニュー → システム設定 → ファイアウォール を開く
(見つからない場合は検索窓に「ファイアウォール」または「GUFW」と入力)初めて開くと「無効」になっているので、ステータスを有効(ON) にする
通常は「ルール」などを細かく設定しなくても、ONにするだけで基本的な防御が有効になります

4. 起動時アプリを減らす
趣旨
パソコンを起動すると、自動で立ち上がるアプリがあります。便利な一方で、不必要なアプリまで起動しているとパソコンが重くなり、セキュリティ上のリスクも増えます。必要なものだけ残して、不要なものは止めましょう。
手順
メニュー → システム設定 → セッションと起動 を開く
上部タブから 「自動開始アプリケーション」 を選ぶ
不要なアプリのチェックを外す
👉 迷ったら、メニューの検索窓に 「セッション」 と入力するとすぐに見つかります。
他のデスクトップ環境
Cinnamon / MATE:メニュー → システム設定 → Startup Applications

5. Timeshiftでバックアップを作る
趣旨
どんなにセキュリティ対策をしても、100%安全ということはありません。もし不具合やトラブルが起きても、バックアップがあればすぐに元の状態に戻せます。Linux Mint には Timeshift という便利なバックアップツールが標準で入っているので、ぜひ活用しましょう。
手順
メニュー → Timeshift を開く
(見つからない場合は検索窓に「Timeshift」と入力)初回起動時はウィザードが表示されるので、「スナップショットの種類」は RSYNC を選択
保存先(外付けHDDや別パーティションがおすすめ)を指定
スケジュールを「毎日」や「毎週」に設定すると、自動でバックアップが作られる
問題が起きたときは、Timeshiftからスナップショットを選び、「復元」 を押すだけで元の状態に戻せます
参考
Linux Mintには Timeshift という便利なバックアップツールが標準で搭載されています。
ただ、初めて使うと「スナップショット?RSYNC?保存先?」と少しわかりにくい部分もあります。
そこで、下記の記事がとても参考になります👇
画像付きで手順が丁寧に解説されているので、初心者でも迷わず設定できます。
「まずは一度バックアップを作っておく」だけでも安心感がグッと高まるので、ぜひチェックしてみてください。
🔒 まとめチェックリスト
✅ 更新が0件になった
✅ 起動時にパスワードを入力する
✅ ファイアウォールがON(Incoming=Deny, Outgoing=Allow)
✅ 不要なスタートアップアプリをOFF
✅ Timeshiftでスナップショットを保存済み
この5つができていれば、Linux Mintを安心して使えます。
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