📺昭和のトリビア:『テレビの砂嵐』!放送終了の「ピー」で、一日が静かに閉まった
ちゃぶ台の上のリモコンなし生活
夜の居間。ちゃぶ台の上にみかんの皮、湯呑みの湯気。
テレビは家の真ん中で、チャンネルはダイヤルを「ガチャ…」と回す。
番組が終わったあと、画面がザザザ…と荒れて、耳に残る「ピー」という音。
あれが来ると、不思議と眠気が勝ってきました。
砂嵐は“故障”じゃなくて、時代の仕様
今の感覚やと「電波悪い?」ってなるけど、昭和の砂嵐は、放送が終わったあとの“当たり前の景色”。
局によっては「放送終了」のテロップや試験パターンが出て、最後は砂嵐へ。
つまり砂嵐は、テレビが「今日も終わりやで」と告げる、無言のチャイムみたいなもんでした。
トリビアとしては、あの「ピー音(1kHzの基準音など)」が、技術的な確認や調整の役割を持っていた名残?? という話があること。
視聴者にはただの不快音でも、放送の裏側の“整える文化”が、うっすら表に滲んでたわけです。
子どもの寝落ちポイントは、だいたいここ
親がニュースを見終わって、次の番組もなくなって、砂嵐が来る。
「ほら、もう寝え」
と言われても、子どもは最後まで起きていたい。けど砂嵐は強い。
画面は動かんのに音だけが刺さって、まぶたが重くなる。
あの瞬間って、怒られる前に自分から布団へ逃げる“敗北の美学”がありました。
そしてたまに、チャンネルを回しても回しても砂嵐しかなくて、世界が全部寝静まった気がして、ちょっと怖かったり。
いつでも見られる時代に、あの“強制終了”はない
いまは配信で夜中でも好きなだけ見られる。便利やけど、昭和の「テレビが終わる」という区切りは、生活をちゃんと寝かせてくれてた気もします。
砂嵐はうるさかったのに、思い出すと妙にあったかい。
あれは、家族の一日が静かに閉まる音やったんでしょうね。
昭和の風景を懐かしく掘り起こすシリーズです。スキ・フォローしてもらえると嬉しいです。
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