【簡単/動画解説付】ピアノコード奏法 初中級編 9thを入れて弾いてみよう!― 黒本参照/一緒に弾いてみよう
こんにちは。フリーリーピアノ教室講師のそがわまさみです。
今回はジャズスタンダードバイブル(通称・黒本2)に収録されている名曲、「ダニーボーイ」 を題材に、9th(ナインス)を加えたコード奏法 をご紹介します。
9thを入れると、ぐっとおしゃれで大人な響きになりますよ。メロディはどうやって弾くの?というところも一緒に解決していきましょう!
🎹 この記事の使い方
この記事は YouTubeの解説動画と一緒に読み進める ことを想定して作っています。
各セクションの冒頭に ⏱ タイムスタンプのリンクを載せています。
記事を読んだら該当箇所の動画を見て、実際の音を確認するという流れで進めてみてくださいね。
黒本2(ジャズスタンダードバイブル2)の譜面もお手元にご用意いただくと、さらに理解しやすいです♪
この記事でわかること
9th(ナインス)を加えるとどんな響きになるか
リハーサルマーク〔A〕のコードへの9th・7thの入れ方
右手でメロディを弾きながら9thを加えるコツ
9thを「入れる・入れない」を自分で選ぶ考え方
リハーサルマーク〔B〕の難所攻略とナインスの使い方
はじめに
今回のテーマは「9th(ナインス)を入れたらどんな響きになるか」です。
9thを入れると一気にラグジュアリーで大人っぽいジャジーな響きになります😁さらに今回は「片っ端から9thを入れてみたらどうなるか」にも挑戦します!
ただし、ソロピアノの場合はルート音も必要になってきます。初中級レベルの方はまずルート音をしっかり押さえることから始めるのがおすすめです。
〔A〕のコードの確認
リハーサルマーク〔A〕のコードに7thと9thを加えていきます。ポイントをまとめました。
E♭(E♭M7)
まずE♭にセブンスを入れますが、ここはメジャー7にすると素敵な響きになります。迷わずメジャー7を入れると決めてしまいましょう!
E♭7 + 9th
E♭7には9th(ナインス)を加えます。9thはセブンスのお隣の音です。
A♭(A♭M7)
A♭にもセブンスを入れます。こちらもメジャー7が映えます。
A♭m6 / E♭ + 9th / Cm + 9th
それぞれセブンスと9thを加えていきます。6の音がわからない場合は今回はスルーしちゃいましょう!
Fm7 → B♭7
こちらも9thを入れると、ぐっとラグジュアリーな響きになります。
💡 9thを入れると一気に雰囲気が変わります!まずは動画で実際の音を確認してみてください。
右手メロディの弾き方は?
「左手でこんなに音を入れたら、右手のメロディはどうするの?」と思いますよね。
答えは、右手でメロディを弾きながら、コードの構成音(9thを含む)を一緒に入れていくというやり方です。
中級レベルで難しいのは次の2点です。
右手でメロディを弾きながら、セブンスのお隣・9thの音を加えること
実際に音を聞いて「この9thを入れるか入れないか」を自分で判断すること
この自分で響きを選ぶという感覚こそが、中級レベルの醍醐味でもあります。
参考演奏
動画ではリハーサルマーク〔A〕を通して演奏しています。ぜひ実際の音を聞いて、9thが加わったときの響きの変化を感じてみてください。
ワンポイントアドバイス
9thをより効果的に使うためのポイントです。
① 全部入れなくていい
すべてのコードに9thを入れると豪華すぎてしまいます。盛り上がる場面に取っておく、という使い方も大切✨
② ルート音から離れた位置で押さえる
9thらしい響きにしたいなら、ルート音から離れたポジションで押さえるのがおすすめ♪ルート音のすぐ上(2度)でも弾けますが、それとはまた違う響きになります。どちらにも使い道がありますので、ご自分で聞き比べて選んでみてください✨
💡 「こうしなければいけない」というルールはありません。自分の耳で響きを選ぶことを楽しみましょう!
〔B〕のコードの確認
リハーサルマーク〔B〕は難所です。まず基本の動きを確認しましょう。
上の段: E♭ → G → A♭ → B♭ → E♭
下の段: C → B♭ → A♭
できるだけその通りに押さえることを意識してください。
9thを入れるかどうかの判断
〔B〕では、コードによって9thを入れるかどうかを慎重に判断します。
入れた方がいい場面
メロディの音がちょうど9thになっている箇所は、意識しなくても自然に9thが入ります。これは「ラッキー!」な場面です🤗
入れない方がいい場面
E♭が2拍続く箇所のDm7♭5 → G7 → こういう場所は無理せず省きましょう 省く勇気も大切!
すっきりした音の方が合う場面では、セブンスは入れず9thだけにする、という選択もあります✨
フラッテッドナインス(♭9th)の場面
9thではなくフラッテッドナインス(♭9th)が合う箇所もあります。動画で実際の音を確認してみてください。
📌 「入れるか入れないか」は正解がひとつではありません。動画の演奏を参考にしながら、ご自分の耳で選んでみてください。
おさらい演奏
最後に通して演奏しています。左手はベタ弾き、右手はメロディにプラスしてコードの構成音(9thを含む)を加えた弾き方です。ぜひ動画と一緒に弾いてみてください。
✅ 練習のステップまとめ
📖 記事でコードと9thの入れ方の考え方を整理する
▶️ 動画の該当箇所でサウンドを確認する
🎹 〔A〕から7th・9thを加えて弾いてみる
🎵 右手メロディと合わせて弾いてみる
🎶 〔B〕の難所を少しずつ確認する
✨ 通して弾きながら、9thを「入れる・入れない」を自分で選ぶ
おわりに
9thを加えることで、いつものコードがぐっとジャジーで大人な響きに変わります✨
「全部入れなければ」と思わず、自分の耳で響きを選ぶ楽しさをぜひ味わってみてくださいね😊
まずはゆっくりなスローな曲で試してみることをおすすめします✨
コードチェンジに慣れてきたら、テンポ感のあるものに挑戦してみましょう!
少しずつできる範囲で、ピアノを楽しんでいってくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました😊
フリーリーピアノ教室 講師:そがわまさみ
