お金が貯まらない人の共通する思考とは? 〜過去のわたしを振り返って〜
「お金が貯まらない原因って何だろう?」
そう思って、いろいろ調べていたときのことです。出てくる出てくる、「あぁ、まさにこれだ…」と思わず頷いてしまうような内容ばかりでした。
今でこそ、偉そうに「FPです」なんて言っていますが、ここで書くことは、まさにかつての私自身の失敗談です。こんな恥ずかしい話、正直書きたくない気持ちもありますが、あの頃の自分と同じように悩んでいる誰かの参考になればと思って、勇気を出して書きます。
「なんとなく」でお金を使っていた
まず、もっとも根深かったのがこれです。
「なんとなくコンビニに寄って、なんとなく新商品のビールを買って帰る」
「なんとなく気分転換にスタバ」
「なんとなく見ていたAmazonで、バーゲン。なんとなくポチッ」
気づけばお金が出ていっている。でも、「何に使ったのか」はすぐに思い出せない。まるで、財布に穴が空いているような感覚です。
「別に大きな無駄遣いはしてないはずなのに…」
そんなふうに思っていたけれど、こういう“なんとなくの積み重ね”こそが、一番怖いのだと後から気づきました。
家計の収支管理ができていなかった
お金の使い方に明確な基準がないまま、毎月の収支を「なんとなくの感覚」でやりくりしていました。
当時のわたしの思考はこんな感じです。
「たぶん、今月もそれなりに余ってるでしょ」
「貯金できてる…よね?」
でも実際は、口座残高がいつの間にか減っていて、足りない分を貯金から補填する、という自転車操業状態。これでは当然、貯まるはずがありませんでした。
収入が増えた分だけ使っていた
これもまさに「あるある」でした。
昇給や賞与が出るたびに、「よし、ご褒美だ!」と張り切ってしまう。
・ランチにファーストフードでいつも食べないサイドメニューまで注文、ディナーにいつもより高めの回転寿司
・前から気になってたガジェットを購入
・なぜか突然思い立って高級イヤホンをポチる
「せっかく頑張ったんだから、ちょっとぐらい贅沢してもいいよね」
そんな気持ちが、気づけば支出の増加に直結していました。
「残ったら貯金しよう」は幻想だった
これもやっていました。毎月、最後にお金が残れば貯金しよう、という考え方。
でも実際は、「残る」という状態がそもそも訪れない。月末にはきれいさっぱり使い切っている、そんな状態でした。
「よし、今月は残ったから貯金しよう!」と思えた月なんて、年に1~2回あるかないか。貯金を“余ったお金”でなんとかしようという考えが、すでに間違っていたと今は思います。
お金を使った実感がなかった
キャッシュレス決済の便利さに慣れてしまうと、「今月いくら使ったのか」の感覚がどんどん鈍くなっていきます。
「支払ってるはずなのに、財布はずっと同じまま」
「でも口座残高は減っている」
このギャップが怖いんですよね。現金のやり取りがないぶん、リアルな金銭感覚がぼやけていたと思います。
貯まらない人には共通の「思考グセ」がある
こうして振り返ってみると、収入がそこそこあってもお金が貯まらない人には、以下のような共通点があると感じます。
支出に対する無自覚さ
家計管理の甘さ
収入アップ=支出アップという思考
「残ったら貯金」という後回しの姿勢
いずれも、「お金を貯めよう」という意識がどこか他人事だったり、甘かったりする考え方ばかりです。
まずは“お金の優先順位”を見直すことから
このマインドは、なかなか変えることは困難なのですが、やらないとならないのは「先取り貯金」と「家計の見える化」です。
・毎月の給料が入ったら、先に一定額を別口座に移す
・家計簿アプリで収支を定期的に見直す
たったこれだけでも、かなり意識が変わると思います。
FPの知識も、使わなければ「猫に小判」「豚に真珠」
正直、この記事は自分自身への戒めとして書いているところもあります。
FPの資格を取ったからといって、自動的にお金が貯まるようになるわけではありません。
「知識があっても、行動しなければ意味がない」
これは、自分に何度も言い聞かせてきた言葉です。
さいごに
耳の痛い話ばかりになりましたが、これらはすべて私自身が経験してきたことです。
だからこそ、「あのときこうしておけばよかったな」と思うこともたくさんあります。
お金を貯めるために必要なのは、まずは「思考のクセ」を変えること。
その第一歩として、この記事が少しでも誰かの気づきになればうれしいです。
「昔のわたしへ。これ、読んでくれ!」
このような名著を読んで根本からマインドを変える必要がありそうです。
