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【富の階段】節約も投資も効かない、資産が増えない本当の理由とは

(※本記事はプロモーションが含まれています。)

毎月の家計簿を眺めながら、1円でも安いスーパーの卵を探す。話題のNISA(少額投資非課税制度、一定額までの投資の利益が非課税になる制度)で積立投資も始めた。それなのに、生活が豊かになった実感がまったく湧かない。そんな悩みに、全米屈指のデータサイエンティストが提唱する「富の階段(The Wealth Ladder)」理論から、資産レベル別の正解を解説する。

節約しても、投資しても、なぜ豊かさを感じられないのか

先に結論を言っておきたい。生活が豊かにならないのは、努力が足りないからではない。いまの純資産レベルに合わない戦略を選んでいるだけだ。

たまの外食で少し良いワインを頼もうとすると、なぜか胸の奥がちくりと痛む。将来の不安に備えて始めた節約と投資のはずなのに、いつの間にかお金を使うこと自体に罪悪感を覚えるようになっている。もし同じ感覚があるなら、それはあなたの意志が弱いからではない。

この状態に、明確な理論的根拠を与えてくれたのが、Ritholtz Wealth Management社の最高執行責任者兼データサイエンティストであるニック・マジューリ氏だ。氏は50年以上・数万世帯分の米国家計データを分析し、すべての人に共通するお金の正解は存在しないという結論にたどり着いた。2025年11月にダイヤモンド社から邦訳が出た『THE WEALTH LADDER 富の階段』の中核にある考え方であり、前著『JUST KEEP BUYING』は日本国内だけで20万部を超えるベストセラーになっている。

この記事でわかることは、次の7つ。

  • ✅ 富の階段の6段階と、日本円換算の目安

  • ✅ なぜレベル1・2で節約と投資が空回りするのか

  • ✅ 「石の上にも三年」が資産形成を遅らせてしまう理由

  • ✅ 罪悪感なくお金を使うための3つのルール

  • ✅ 「いつの間にか富裕層」が抱えるリスク

  • ✅ お金以外の「4つの富」という考え方

  • ✅ 今日から使える、レベル別の行動チェックリスト

私自身も、以前は節約と投資に消耗しきっていた一人だ。その失敗談も含めて、順番に見ていきたい。

富は一直線には増えない。「富の階段」という新常識

「富の階段」とは、純資産の規模によって取るべきお金の戦略がまったく変わる、という考え方だ。マジューリ氏は純資産を10倍刻みで6段階に分け、それぞれの階層で得られる自由と、陥りやすい罠を整理している。

まず言葉の定義から。ここでいう純資産とは、預金や株式、不動産などの資産の合計から、住宅ローンや奨学金などの負債をすべて差し引いた金額のことだ。年収ではない。手取りがどれだけ多くても、借金がそれ以上にあれば、富の階段ではレベル1のままになる。以降この記事でも「純資産」という言葉を繰り返し使うが、迷ったら「自分の手元に残る資産の合計」と読み替えてもらえれば十分だ。

富の階段のイメージ、階段を見上げる女性のイラスト
純資産の規模によって、登るべき階段の段差は変わる

マジューリ氏が示す6段階は、次の通りだ。原著の基準はドル建てだが、ここでは1ドル160円で円換算した。本記事執筆時点(2026年7月)の実勢レートは、1986年以来の円安水準となる160円台半ばから163円台で推移しており、日によって変動する。計算をわかりやすくするための目安として見てほしい。

富の階段6段階の純資産と自由度を示す比較表
レベルが1つ上がるごとに、必要な純資産はおよそ10倍になる

参考までに、野村総合研究所は日本独自の基準で純金融資産を5階層に分けている。
マス層(3,000万円未満)、
アッパーマス層(3,000万〜5,000万円)、
準富裕層(5,000万〜1億円)、
富裕層(1億〜5億円)、
超富裕層(5億円以上)だ。

2025年2月の推計では、富裕層と超富裕層を合わせて165.3万世帯、保有する純金融資産の総額は469兆円にのぼる。2021年からわずか2年で、世帯数は11.3%、資産総額は28.8%も増えた計算になる。

ただしこれは不動産を含まない金融資産だけの基準で、マジューリ氏のいう純資産、つまり不動産も含む全資産から負債を引いたものとは物差しが違う。数字を1対1で当てはめるのではなく、自分がどのあたりにいるかの目安として使うのがちょうどいい。

日本はアメリカに比べて物価や医療費が抑えられている分、同じレストランの自由を得るのに必要な金額はもう少し低いところにある、というのが多くの識者の見立てだ。ただ、その下方修正の幅を精緻に示したデータは、今のところ見当たらない。ここは正直に「わからない」と書いておきたい。

真面目に節約と積立投資を続けたのに、生活が楽にならなかった理由

レベル1・2の段階、純資産160万円未満からおよそ1,600万円未満では、投資のリターンよりも収入そのものを増やすほうが、圧倒的に効果が大きい。理由は単純で、投資のリターンは元手の大きさに比例するからだ。

正直に書く。以前の私は、節約こそが正義だと信じていた。

週末になると自転車で3つ先のスーパーまで走り、チラシを見比べて10円安い卵を探した。夕食の献立は、鶏むね肉ともやしと豆腐のローテーションに固定されていった。ある夜、少し高い天ぷら定食を頼もうとした家族の顔を見て、私は無言でメニューの右端の数字だけを目で追っていた。あの時のテーブルに流れた気まずい沈黙は、いまでも思い出せる。

その頃の私は、通勤電車の中でスマートフォンの投資アプリを1日に何十回も開いていた。含み損が出た朝は、それだけで1日の機嫌が決まった。会議の合間にトイレへ駆け込み、チャートを確認したこともある。お金を増やすための行動が、いつの間にか自分の機嫌を乗っ取る存在になっていた。

いま振り返ると、原因ははっきりしている。当時の私の純資産は、富の階段でいえばレベル2の前半だった。その段階で必要なのは、投資の勉強でも節約の徹底でもなく、収入を増やす力だったのに、私はレベル4や5の人が語る投資術をそのまま真似しようとしていた。筋トレに例えるなら、基礎体力が整う前に、いきなり自分の体重より重いバーベルを担ごうとしたようなものだ。

数字で比べてみたい。純資産300万円の人が二人いるとする。一人は生活を切り詰め、年利7%という高い運用成績を維持できたとする。この利回りが将来も続く保証はどこにもない、あくまで仮定の数字だ。もう一人は積立投資を淡々と続けながら、浮いた時間を本業のスキルアップにあて、月収を3万円上げたとする。

前者のリターンは年間21万円、月にすれば1万7,500円ほどになる。後者は年間36万円。同じ300万円という元手から出発しても、収入を増やすほうが1.7倍近く効率がいい。しかもこちらは、相場の上下に左右されない。

2025年の春闘(春季労使交渉、企業と労働組合が毎年春に賃上げ額を話し合う日本独自の仕組み)では、賃上げ率が5.25%と34年ぶりの高水準になった。2年連続で5%を超え、2026年の春闘でも連合は3年連続の5%以上を目標に掲げている。会社に残ったまま昇給や昇進で収入を底上げできる環境は、数年前よりも確実に整ってきている。節約を突き詰める前に、この追い風を使わない手はない。

もうひとつ、レベル1・2で見落とされがちなのが、生活防衛資金(急な失業や病気に備えて、生活費の3〜6か月分を現金で確保しておくお金のこと)だ。米連邦準備制度理事会(FRB)が2025年に実施した調査では、アメリカの成人の37%が400ドル、日本円で6万円ほどの急な出費を現金で賄えないと答えている。3か月分の生活防衛資金を確保できている人も、55%にとどまる。日本の数字ではないが、家計の余力が思ったより薄い家庭が多いという構図は、対岸の火事とは言い切れない。

投資を始める前に、生活費3〜6か月分を、増やすための口座ではなく守るための口座に置いておく。地味だが、これが最初の一手になる。

夜中に投資アプリのチャートを確認し疲弊する女性
お金を増やすための行動が、自分の機嫌を乗っ取る存在になっていた

「石の上にも三年」が資産形成を遅らせる、日本人特有の4つの理由

節約と投資だけでは資産が増えにくいと頭でわかっていても、実際に収入を増やす行動、つまり転職や副業に踏み出せる人は多くない。ここには、日本特有の文化的な事情が関わっていると考えられる。

1つ目は、我慢を美徳とする価値観

「石の上にも三年」という言葉のとおり、嫌な環境でもまず耐えることが評価される。試しに計算してみてほしい。他社より年収が200万円低い会社に3年とどまった場合、単純計算でも600万円の差が生まれる。これは我慢ではなく、機会損失だ。

2つ目は、空気を読む文化と同調圧力

周りが誰も転職しない環境で、自分だけ動くのは勇気がいる。「なんで辞めるの」「安定した会社なのに」という視線が、行動を鈍らせる。

3つ目は、節約や積立投資が、収入を上げる努力から逃げるための言い訳になりやすいこと

「毎月ちゃんと積立している」という安心感は本物だが、それが本業のスキルアップや転職活動を先延ばしにする免罪符になっていないか、一度立ち止まって確認する価値はある。

4つ目は、年功序列や副業禁止といった雇用構造そのもの

成果を出しても「入社何年目だから」という理由で評価されない環境では、稼ぐ力を伸ばす発想自体が育ちにくい。

あなたの職場は、この4つのうちいくつ当てはまるだろうか。すべてに当てはまるとしても、いきなり会社を辞める必要はない。まずは今の職場に居ながら、水面下でスキルを磨く準備期間を設け、機が熟したタイミングで、自分のスキルを高く評価してくれる環境へ移る。それだけで十分な一歩になる。

罪悪感なくお金を使うための3つの黄金ルール

マジューリ氏は、支出への罪悪感を消すための判断基準をいくつか提示している。代表的なものが「0.01%ルール」「2倍ルール」「1%ルール」の3つだ。使う場面がそれぞれ違うので、順番に見ていく。

0.01%ルール、単発の支出で迷ったときに

計算式は単純だ。純資産に0.0001を掛ける。これが、1日あたり罪悪感なく使っていい金額の目安になる。

純資産500万円なら500円。1,000万円なら1,000円。1億円なら1万円。この金額以下の支出は、資産全体からすれば誤差の範囲でしかない。数百万円を運用していれば、1日の値動きだけで数千円は普通に上下する。500円のコーヒーを我慢して守れる金額ではない。

マジューリ氏自身も、このルールを毎日必ず使うためのものとは説明していない。日本の生活感覚に合わせるなら、毎日ではなく週に1回、まとめて使うほうが馴染みやすい。純資産1,000万円の人なら、平日は普段通りに過ごし、週末に7,000円の外食を楽しむ、といった具合だ。また、住宅の資産価値を含めた総純資産ではなく、預金や証券口座の資金など、必要なときにすぐ現金化できる資産、いわゆる流動資産だけを基準にしたほうが、より保守的で扱いやすい。

2倍ルール、大きめの買い物で迷ったときに

これはマジューリ氏の前著『JUST KEEP BUYING』で紹介されたルールで、0.01%ルールより大きな支出、旅行や高価な買い物に向いている。

使い方はこうだ。欲しいものの金額と同じ額を、投資か寄付にまわす。4万円の靴が欲しいなら、4万円を投資信託(複数の株式や債券をまとめて運用する金融商品)に入れる。買う分と、資産を育てる分。両方を同時に用意できないなら、その買い物はまだ自分の身の丈に合っていない、という単純だが効くフィルターになる。

1%ルール、副業やキャリアの機会で迷ったときに

新しい仕事のオファーや副業の話が来たとき、これは受けるべきかと迷うことがある。判断基準は、それが純資産の1%以上のインパクトを長期的に生み出すかどうかだ。

純資産500万円なら5万円。単発で5万円稼げても、スキルも人脈も積み上がらない時間の切り売りなら、受ける価値は薄い。逆に、今すぐの現金にはならなくても、将来のスキルや収入源につながる話なら、迷わず挑戦したほうがいい。副業やスキルを選ぶ基準に迷ったときは、自分が好きなこと、得意なこと、そして市場に需要があることの3つが重なる領域を探すと見つけやすい。

正直に言うと、私はこの1%ルールが3つの中で一番好きだ。0.01%ルールは支出の罪悪感を消してくれるが、1%ルールは時間をどこに投じるかという、もっと根っこの判断を助けてくれる。

罪悪感なく買い物を選ぶ女性、0.01%ルールのイメージ
数百円の迷いに、脳のエネルギーを使いすぎていた

【レベル3以上】「いつの間にか富裕層」が知らずに抱えるリスク

NISAや持株会、株高の恩恵で、気づけば純資産1億円を超えていた会社員が日本には一定数いる。野村総合研究所はこの層を「いつの間にか富裕層」と呼んでいるが、資産額に金融知識が追いついていないケースが多い。

野村総合研究所の推計では、いつの間にか富裕層は、富裕層以上の世帯全体のうち1〜2割程度を占めるとみられている。多くは自社株や確定拠出年金(iDeCoや企業型DCなど、自分で運用先を選びながら積み立てる年金制度)など、特定の資産に偏った形で資産を築いており、富の階段でいえばレベル4、純資産1億〜15億円程度に相当する層だ。

このレベルで一番怖いのは、集中投資、つまり特定の資産に資産を偏らせたままの状態で、安全圏から転落することだ。自社の業績が傾けば、資産も一緒に傾く。マジューリ氏はこの停滞状態を、対立する両陣営の間にある誰のものでもない空白地帯を意味する「ノーマンズランド」という言葉になぞらえている。

ここから上のレベル5に行くには起業や事業売却のような大きなリスクを取る必要があり、多くの人にとって、無理にそこを目指す必要はない。実際、レベル4に到達した時点で経済的な悩みの大半は解決している、というのがマジューリ氏の見立てだ。経済的自由、いわゆるFIRE(Financial Independence, Retire Earlyの略で、資産と収入源を確保して早期に働き方を選べる状態を指す)を焦って先に進める必要はない、という話でもある。

税金や資産配分の判断は、資産が増えるほど複雑になっていく。全部自分でやろうとするのではなく、税理士やファイナンシャルアドバイザー(資産運用や家計に関する助言を専門とする人)に任せる。ここから先は、増やす技術より、守る技術のほうが効いてくる。

お金では買えない「4つの富」、資産形成のその先にあるもの

ここまで純資産の話を続けてきたが、マジューリ氏が本の後半で強調しているのは、経済的な富だけがすべてではないという視点だ。氏は豊かさを、社会的な富、精神的な富、身体的な富、時間的な富という4つの富に分けて説明している。

社会的な富とは、良好な人間関係やコミュニティとのつながりのことだ。精神的な富は、他人と比べることから離れた心の平穏を指す。身体的な富は健康そのものであり、時間的な富は、自分の時間を自分でコントロールできる自由を意味する。

節約と投資に消耗していたころ、友人からの飲み会の誘いを、電車賃がもったいないからと何度も断っていた時期がある。気づけば、誘いの回数そのものが減っていた。健康診断で肩まわりの数値を指摘されたのも、同じころだ。お金だけは減らさずに済んでいたのに、社会的な富も身体的な富も、静かにすり減っていた。

純資産が増えるほど、これら4つの富が試される場面が増えていく。実際、純資産1億円以上の層になると、お金で解決できる悩みはむしろ減り、人間関係や健康、時間の使い方といった、お金では買えない課題が前面に出てくるとマジューリ氏は指摘している。

資産が増えたとして、その先に自分は何を得たいのか。この記事を読み終えたあと、一度だけそう自問してみてほしい。

今日からできる、資産レベル別の行動チェックリスト

理屈はここまでにして、今日から動ける形に落とし込む。自分の純資産を計算し、レベルを確認したら、次の3つのどれかに当てはまるはずだ。

純資産160万円未満(レベル1)の人へ

  • ✅ 高金利の借金があるなら、投資よりも返済を最優先にする

  • ✅ 生活費1か月分だけでもいいので、まず現金の緩衝材を作る

  • ✅ 一発逆転を狙う投資や副業には、いま手を出さない

純資産160万〜1,600万円(レベル2)の人へ

  • ✅ 生活費3〜6か月分の生活防衛資金を、増やす口座と分けて確保する

  • ✅ 投資の勉強時間の半分を、本業のスキルアップか転職活動に振り向ける

  • ✅ 収入が上がっても、家賃や車のグレードはすぐに上げない

純資産1,600万円以上(レベル3以降)の人へ

  • ✅ 分散されたインデックスファンド(特定の株価指数に連動する値動きを目指す、分散度の高い投資信託)を淡々と積み立てる

  • ✅ 特定の資産、自社株などに偏っていないか、年に1回は棚卸しする

  • ✅ 税金や相続など複雑な判断は、早めに専門家に相談する

まとめ

節約すればするほど、投資すればするほど、いつか報われる。この考え方は、半分正しくて、半分間違っている。半分正しいのは、行動しないよりはましだからだ。半分間違っているのは、自分の純資産レベルに合わない戦略を選んだままでは、努力の量に見合った結果が返ってこないからだ。

私はいまも、レベルを一気に飛び越えたわけではない。ただ、節約に使っていた時間とエネルギーを、収入を増やす方向に振り向けてから、家族との食事で値段を気にする回数は、明らかに減った。

まずは自分の純資産を計算するところから始めてみてほしい。数字を見るのは、正直ちょっと怖い。でも、怖さの正体がわかれば、次の一手はもう見えてくる。

原著をじっくり読みたい人は、こちらもあわせてどうぞ。
👉 THE WEALTH LADDER 富の階段(ニック・マジューリ 著/児島修 訳/ダイヤモンド社)

たちまち23万部を突破したこちらもどうぞ!
👉 JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則(ニック・マジューリ 著/児島修 訳/ダイヤモンド社)

値段を気にせず食事を楽しむ家族
メニューの値段ではなく、食べたいものを選べるようになった

よくある質問

Q. 純資産にはマイホームや退職金も含めますか?

A. マジューリ氏の定義では、住宅や車を含む全資産から住宅ローンなどの全負債を引いた金額が純資産にあたる。ただし0.01%ルールのような日々の支出判断に使う場合は、すぐに現金化できない住宅を除いた流動資産だけで計算したほうが、保守的で扱いやすい。

Q. 富の階段の金額は、そのまま日本に当てはめていいですか?

A. 元の基準は、生活コストの高いニューヨーク近郊を念頭に置いたドル建てだ。日本は物価や医療費が相対的に抑えられているため、同じ自由を得るための実質的な金額は、もう少し低いところにあると考えられる。ただし、その下方修正の幅を精緻に示したデータは今のところ見当たらないため、目安として使うのが妥当だ。

Q. 0.01%ルールは、具体的にどんな場面で使うのが向いていますか?

A. 毎日の細かい支出すべてを正当化する道具ではなく、旅行の座席をアップグレードするかどうかといった、単発の迷いを断ち切るための基準として使うのが向いている。日々使いすぎると、財務計画への影響が出てくるので注意したい。

Q. 「2倍ルール」はどの本で紹介されていますか?

A. マジューリ氏の前著『JUST KEEP BUYING』で紹介されたルールだ。日本国内だけで20万部を超えるベストセラーになっており、0.01%ルールとは別の場面、大きめの買い物で迷ったときに活躍する。

Q. レベル2からレベル3に上がるには何年くらいかかりますか?

A. マジューリ氏の分析でも個人差が大きく、一概には言えないとされている。ただし、投資の複利だけに頼るより、収入を増やす行動を組み合わせたほうが、到達までの期間は短くなりやすい。

Q. 投資の勉強と本業のスキルアップ、どちらを優先すべきですか?

A. 純資産がまだ1,600万円に届いていない段階では、本業のスキルアップや転職活動を優先したほうが、時間あたりの効果は大きい。投資の元手が小さいうちは、運用成績よりも入金力のほうが資産形成の速度を左右する。

Q. 副業やスキルアップは何から選べばいいですか?

A. 自分が好きなこと、得意なこと、市場に需要があることの3つが重なる領域を見つけるのが良いとされている。3つが完璧に揃わなくても、まずは需要のある分野で自分の得意なことを試すところから始めれば十分だ。

Q. ニック・マジューリ氏とはどんな人物ですか?

A. Ritholtz Wealth Management社の最高執行責任者兼データサイエンティストで、スタンフォード大学で経済学を学んだ。ブログ「Of Dollars and Data」の執筆者でもあり、前著『JUST KEEP BUYING』は日本国内だけで20万部を超えるベストセラーになった。

Q. 「いつの間にか富裕層」になったら、何をすればいいですか?

A. まず特定の資産に偏っていないかを確認し、分散投資に組み替える。次に、税理士やファイナンシャルアドバイザーなど専門家に相談できる体制を整える。資産額を周囲に話さないことも、地味だが有効な自衛策になる。


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活動リンクまとめ

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※本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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