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#659_文学は、からだで書く_制作日記

──文学は風を受けて飛ぶこと

みなさん、こんにちは。
久藤あかりです。

今日は、小説の執筆中に気づいたこと、
名づけて『執筆自省録』として、
私の書き方のクセ(説明的な部分)を、
人物を前に出す書き方についてまとめました。

このエピソードを書き切るまでの、振り返りです。


🍬 名づけて『執筆自省録』です

これは、いまの私が大事にしている書き方の「芯」とも言えるものです。
書くときに立ち返っている場所を、身体が反応する瞬間を拾い集め、ひとつずつ言葉にしてみました。

🐾

・答えではなく、体験を渡すこと
・結論ではなく、結論に至る人間を描くこと
・思想ではなく、人間を描くこと
・テーマではなく、テーマを生きる人物を描くこと

(自由や許可を語ることではなく)
・その自由によって何を失い、何を選び、どんな夜を過ごしたかを書くこと
・自由になったと書かず、自由になった人が何をするかを書くこと

・知っていることではなく、知ってしまったことを書くこと
・正しい言葉ではなく、逃げられない言葉を書くこと
・人間が「見たくなかった自分自身」と出会う場所であること

・説明による理解ではなく、疑似体験による理解を生むこと
・なるほどではなく、ああ自分もそうだったと思わせること

・知識を渡すのではなく、記憶を呼び起こすこと
・頭だけではなく、身体感覚や感情の記憶を動かすこと

・人物の思想ではなく、選択を描くことで、思想を見せること
・感情を説明するのではなく、感情が現れる場面を描くこと

・抽象語ではなく、具体物を通して抽象を立ち上げること
・悲しいと書くことではなく、悲しみが現れる行為を書くこと

・人物を評価するのではなく、観察すること
・人物を裁くのではなく、理解しようとすること
・理想的人物ではなく、矛盾した人間を書くこと
・理念どおりに生きる人ではなく、理念から外れてしまう人を書くこと
・完成された人格ではなく、揺れている人格を書くこと

・結果ではなく、過程を書くこと
・分析ではなく、分析が生まれた瞬間を書くこと
・人間理解ではなく、人間理解が生まれる現場を書くこと

・この人はこういう人ですではなく、
 この人はこういう人なんだなと読者に感じさせること

・テーマから始めても、最後には場面に着地すること
・人物が何を食べ、何を捨て、誰を見送り、どんな夜を過ごしたかを書くこと
・意味を書くことではなく、人生を書くこと

・わたくしが、無意識に何を書いているかを探すこと

🐾

今日の迷いも、きっと物語の一部になると信じています。
このメモが、あなたの明日の一行の呼吸になりますように──

<了, 約 1,000 字>
最終更新: 2026/6/15


☕️あとがき

名付けて、『自省録』でした。
執筆の途中で見えてきた「自分の書き方の地図」です。

note歴 2年4ヶ月の、
言語化の苦しみ、楽しみをまとめました。
「書くときの羅針盤」を少し分かち合えますように🌟

作品を鋭意執筆中です。
引き続き、よろしくお願いいたします🌳


今日もお読みいただいてありがとうございます👑

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