#512_モノローグ_歌のひかり
──いい歌ができたから聴きにきてよ。
冬の終わりの午後に、跳ねるように陽が射した。
心待ちにしていた知らせに、目頭が熱くなって、
“ご縁” にふさわしい自分でいたいと思った。
ご縁を大切にする人。優しいまなざし。
難しいご縁でも、軽々しく扱いたくない。
“この場にふさわしい自分” として会いたい。
メッセージが舞い込んだ瞬間に感じたこと──
近づかない、押さない、引かない。
ただ、静かにご縁が育つのを待ちたい思える人。
小さな夢がうまれて、その人に会う光景を想い描くと、
ほんの少しだけ、丸めた背中を伸ばしてみたくなる。
ご縁を大切にするあゆみがいつか、
あなた自身を守れるようになると思うから。
──わたしもちょっといい歌が書けました。
聴いてほしいが半分、でも内緒にしたいも半分。
作品を差し出す恥ずかしさは、その何倍でしょう……
<了, 約 360 字>
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夜、昼、朝、光、夜、(本稿)


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