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#333[自由詩]茜色の影[100字]

過ぎ去りし日の記憶。茜色の空が映す影は、誰にも踏まれない。規則正しく刻む足音が、地面に過去の悔いを刻む。汗が伝う頬を、風がなでる……。
茜色の空だけが、わたしを見ていた。


茜色の空
 蹴り上げた砂の音が 耳に残る

空と地面が溶け合い
 境界線が曖昧になる

逃げるように走った
 踏み出す場所に とまどい
 焦りが息を乱す

風が拭う 悔いの汗
 靴底が 迷いを刻む

いまは 
 誰にも踏まれない 茜色の影

風が、その影をそっと撫でる


<了, 118字>
最終更新: 2025/08/16  23:16

この作品は、傘村トータさんの楽曲『贖罪』の
世界観にインスパイアされて生まれました。

「陸上部の」ユニフォーム姿
ユニフォームとすると、学生服になりました
(Image Creator, GPT-4o)


▶︎自由詩 → 作品一覧


それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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