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#557_春を待つ夜の、小さな祈り

​3月11日。止まったままの景色を、無理に動かそうとはせずに。ただ、これから始まる新しい季節へ歩き出すための、小さな祈りを託しました。

雪どけの音を待つ夜に


「さよなら」は、すべてを消すわけじゃない──

届けられなかった想いも、今も胸に残るぬくもりも、

全部抱えたままでいい──

大切な人の背中を見送るとき、
私たちは何を祈るのでしょうか。

自分が傷つくことより、
愛を失うことの方がずっと怖い──

震えるような本音を、
桜の夜の静けさに溶かしました。

名前を呼ぶ声が、いつか優しい風になって、

あなたの明日を包みますように──


今年いちばんの桜です


  <了, 約 250 字>


過去作品

阪神・淡路大震災向け

▲あんまり種明かしはしたくないのですが、実は…😊

 まだまだ支援が、高齢者と若い世代の分断など、毎日の暮らしに災害の爪痕が残るとお聞きしました。
 私の方からは、作品でエールを贈らせていただきたいと思います。

さよならを抱えたまま、新しい季節のほとりへ──


モノローグ・関連作品はこちらです

140字の作品を書き続けていた延長シリーズです。
今夜はどうぞ、温かい夜をお過ごしくださいね🌙
↓昔の作品はこちらです。

お互いに、ボチボチ生きましょう☺️

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