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【W杯】イングランド、支配率79%と猛攻仕掛けるもガーナの堅守崩せず0-0のスコアレスドローに終わる

ワールドカップの舞台で激突したイングランドvsガーナの一戦は、優勝候補の一角であるイングランドがピッチを完全に掌握しながらも、驚異的な粘りを見せたガーナの前に 0-0 の痛恨のドローに終わった。
この試合のスタッツを紐解くと、イングランドが終始ボールを保持して圧倒的なワンサイドゲーム(支配率79%)を展開したのに対し、ガーナは4-3-3の布陣から自陣深くへ引き、計39回のクリアを記録する決死の守備ブロックで耐え抜いた構図が鮮明に浮かび上がる。決定機を活かしきれなかったスリーライオンズ(イングランド代表)が、アフリカの強豪ガーナの執念の盾に阻まれた一戦を振り返る。

こんな試合!!


1. イングランドの圧倒的なハーフコートゲームvsガーナの耐える守備ブロック

イングランドは4-2-3-1、ガーナは4-3-3のシステムを採用し、ピッチの全局面で激しい攻防が繰り広げられた。
ボール支配率: イングランド 79% vs 21% ガーナ
正確なパス数(成功率): イングランド 586本(93%) vs 128本(74%) ガーナ
味方ハーフでのパス数(成功率): イングランド 197本(98%) vs 84本(89%) ガーナ
相手ボックス内でのタッチ数: イングランド 34回 vs 10回 ガーナ
イングランドが支配率79%、正確なパス数586本(成功率93%)という異次元のスタッツを叩き出し、完全にゲームを支配した。相手ボックス内タッチ数でも「34回」とガーナ(10回)を圧倒的に押し込み、敵陣を完全に包囲する時間が続いた。対するガーナは徹底して自陣ハーフに深く引き、ボールを握らせて守備ブロックを形成するタフな戦術を強いられる展開となった。

2. シュート19本を浴びせるも、xG「1.28」止まりの決定力不足に泣く

攻撃の最終局面におけるスタッツは、イングランドがいかに手数をかけながらも決定的な一打を欠き、ガーナが驚異的な集中力でゴールを死守したかを物語っている。
総シュート数(枠内): イングランド 19本(3本) vs 2本(1本) ガーナ
ペナルティエリア内のシュート数: イングランド 14本 vs 2本 ガーナ
ビッグチャンス数(逃した回数): イングランド 2回(2回) vs 1回(1回) ガーナ
ゴール期待値(xG): イングランド 1.28 vs 0.29 ガーナ
xG オープンプレー: イングランド 0.95 vs 0.29 ガーナ
総シュート数では19本を放ったイングランドが大きく上回ったが、注目すべきは枠内シュートの数だ。イングランドは19本中わずか3本に終わるなど精度を欠き、ゴール期待値(xG)も「1.28」とシュート数の割に決定的なシチュエーションを作り出すことができなかった。創出した2回のビッグチャンスをいずれも逃したことが、この手痛いスコアレスドローに直結した。

3. 空中戦を圧倒したイングランドvs39回のクリアを誇るガーナの執念

自陣ゴール前での決死のクリア(39回)に象徴されるように、ガーナ守備陣が獅子奮迅の防戦を繰り広げ、激しいインテンシティの肉弾戦が演じられた。
デュエル勝利数: イングランド 59回(56%) vs 46回(44%) ガーナ
地上戦勝利数: イングランド 42回(53%) vs 38回(48%) ガーナ
空中戦勝利数: イングランド 17回(68%) vs 8回(32%) ガーナ
クリア数 / ブロック数: イングランド 6回 / 1回 vs 39回 / 6回 ガーナ
インターセプト数: イングランド 1回 vs 8回 ガーナ
イングランドは持ち前のフィジカルを活かして空中戦(勝率68%)で圧倒的な優位性を誇り、地上戦でも勝率53%と球際のバトルで主導権を握り続けた。しかしガーナは24回ものファウルを犯すほどの激しいアプローチと、計39回もの必死のクリア、そして8回のインターセプトを駆使し、泥臭くイングランドの猛攻を跳ね返し続けた。

4. 輝きを放った中盤の要と、ガーナの守備の英雄たち

個人採点を見ても、攻守において最高峰のパフォーマンスを披露したイングランドの心臓と、組織的な守備で勝ち点をもぎ取ったガーナの選手たちの奮闘が反映されている。
【イングランド】
4番 デクラン・ライス(Rice):採点 8.1 ★
中盤の底で抜群の存在感を発揮し、高いパス精度と卓越した危機察知能力で攻守にクオリティの高いプレーを連発。チーム最高評価を獲得。
6番 マルク・グエイ(Guéhi):採点 8.0
ディフェンスラインの底でガーナの数少ないカウンターを完璧にシャットアウト。抜群の安定感を誇った。
24番 リース・ジェームズ(James):採点 7.5
右サイドバックから果敢なオーバーラップと高精度のクロスを見せ、攻撃に厚みをもたらした。
【ガーナ】
14番 ギデオン・メンサ(Mensah):採点 7.7
左サイドでイングランドの強力なアタックに晒されながらも、対人守備で抜群の粘りを発揮しクオリティの高い対応を続けた。
16番 アブラハム・アサレ(Asare):採点 7.7
最後方から的確なコーチングと3セーブを記録し、イングランドの決定機を防いで完封劇の立役者となった。
26番 セイデュ・セナヤ(Senaya):採点 7.5
右サイドバックの位置から身体を張った守備を見せ、イングランドの左サイドアタックを必死に食い止めた。

【エディターズコラム】完全に支配したイングランド、歴史的勝点をもぎ取ったブラックスターズ

支配率79%、シュート数19本という数字が示す通り、終始イングランドがガーナをワンサイドで圧倒した90分間だった。
しかし、イングランドにとってはアタッキングサードでの流動性を欠き、シュートを枠内へ飛ばしきれずに痛恨の勝ち点取りこぼしを喫する形となった。一方のガーナとしては、これぞW杯と言わんばかりの4-3-3の強固な守備ブロックで粘り強く守り抜き、限られたワンチャンスに賭けながら集中力を維持し、強豪を相手に貴重な勝ち点1を掴み取る大きな成果を挙げた。


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