【W杯】アルジェリアがヨルダンを2-1で下す!支配率72%の猛攻で砂漠の狐が意地を見せる
ワールドカップの舞台で激突したヨルダンvsアルジェリアの一戦は、北アフリカの強豪アルジェリアが終始ピッチを圧倒し、2-1で接戦をものにした。
この試合のスタッツを紐解くと、アルジェリアが驚異的なボール支配率(72%)を記録し、ヨルダン陣内に容赦なく押し込み続けた構図が鮮明に浮かび上がる。ヨルダンも3-4-2-1の布陣から必死の防戦(クリア36回)を見せ、一時はネットを揺らして抵抗したものの、ゲームを完全にコントロールしたアルジェリアが地力の差を見せつけ、盤石の勝ち点3を掴み取った。

1. アルジェリアの圧倒的なワンサイドゲームとヨルダンの防戦
ヨルダンは3-4-2-1、アルジェリアは4-2-3-1のフォーメーションを採用し、ピッチの各局面でインテンシティの高い攻防が繰り広げられた。
ボール支配率: ヨルダン 28% vs 72% アルジェリア
正確なパス数(成功率): ヨルダン 181本(72%) vs 561本(88%) アルジェリア
アタッキングサードでのパス数(成功率): ヨルダン 35本(55%) vs 136本(76%) アルジェリア
相手ボックス内でのタッチ数: ヨルダン 13回 vs 30回 アルジェリア
アルジェリアが支配率72%、正確なパス数561本(成功率88%)を記録して完全にゲームの主導権を掌握。アタッキングサードへ実に136本ものパスを送り込み、相手ボックス内タッチ数でも「30回」とヨルダン(13回)を圧倒的に押し込むハーフコートゲームを展開した。ヨルダンは自陣深くに引き、耐える展開を強いられた。


2. 決定機の数とクオリティ:xG「0.63 vs 1.89」が示すアルジェリアの猛攻とヨルダンの効率
攻撃の最終局面におけるスタッツは、アルジェリアがいかに多くのチャンスを創出し、ヨルダンが少ない好機を必死にモノにしようとしたかを示している。
総シュート数(枠内): ヨルダン 8本(4本) vs 17本(8本) アルジェリア
ペナルティエリア内のシュート数: ヨルダン 4本 vs 11本 アルジェリア
ビッグチャンス数: ヨルダン 1回 vs 3回 アルジェリア
ゴール期待値(xG): ヨルダン 0.63 vs 1.89 アルジェリア
xG セットプレー: ヨルダン 0.26 vs 1.09 アルジェリア
総シュート数では17本を放ったアルジェリアが上回り、枠内シュートでも「8本」と高い精度を記録した。ゴール期待値(xG)では「0.63 vs 1.89」とアルジェリアが大きく勝っており、特にセットプレーからの期待値(1.09)の高さが示す通り、多彩なアプローチからヨルダンゴールを脅かし続けた。


3. 地上戦を制したアルジェリアvs空中戦で意地を見せたヨルダン
自陣ゴール前での決死のクリア(36回)に象徴されるように、ヨルダン守備陣が必死の防戦を繰り広げ、激しい肉弾戦が演じられた。
デュエル勝利数: ヨルダン 60回(48%) vs 65回(52%) アルジェリア
地上戦勝利数: ヨルダン 42回(46%) vs 49回(54%) アルジェリア
空中戦勝利数: ヨルダン 18回(53%) vs 16回(47%) アルジェリア
クリア数 / ブロック数: ヨルダン 36回 / 5回 vs 15回 / 0回 アルジェリア
インターセプト数: ヨルダン 3回 vs 11回 アルジェリア
ヨルダンはアジア屈指のタフさを活かして空中戦(勝率53%)で優位に立ったが、総デュエル(52%)や地上戦(勝率54%)ではアルジェリアが圧倒。アルジェリアは11回のインターセプトを記録して即座にセカンドボールを回収し、ヨルダンにカウンターの隙を一切与えなかった。

4. 輝きを放ったディフェンスリーダーと、両チームの主役たち
個人採点を見ても、攻守において決定的な役割を果たしたアルジェリアのタレント陣と、防戦の中で一矢報いたヨルダンの選手たちの奮闘が反映されている。
【アルジェリア】
21番 ラミ・ベンセバイニ(Bensebaini):採点 8.5 ★
強固な守備でヨルダンのアタックをシャットアウトしつつ、ビルドアップやセットプレーでも圧倒的な存在感を発揮。チーム最高評価を獲得。
7番 リヤド・マフレズ(Mahrez):採点 7.9
右サイドから洗練されたスキルでチャンスを量産。アシストを記録するなど流石のクオリティを披露。
9番 アミン・グイリ(Gouiri):採点 7.8
前線で鋭い動き出しを見せ、見事なゴールをマークして勝利に大きく貢献。
【ヨルダン】
20番 モハンマド・アブー・タハ(Taha):採点 7.7
左サイドで高いインテンシティを発揮し、アルジェリアの強力なアタックに粘り強く対抗。
21番 ニザール・アル・ラシュダン(Al Rashdan):採点 7.4
中盤の底で奮闘し、チームを鼓舞する貴重なゴールをマークして意地を見せた。


【エディターズコラム】砂漠の狐の貫禄。圧倒的なクオリティでヨルダンを退けたアルジェリア
支配率72%、シュート数17本が示す通り、終始アルジェリアがヨルダンをクオリティで圧倒した90分間だった。
ヨルダンにとっては、キーパーの6セーブや前線の粘り強い守備で2失点に抑え、1点を返して意地を見せたものの、終始ボールを握られ続けたことで反撃の体力を削られてしまった。一方のアルジェリアとしては、危なげないゲームメイクからグイリのゴールなどで着実に得点を重ね、悲願の勝ち点3を積み上げる大きな成果を挙げた。
