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【W杯】チェコは南アフリカと1-1のドロー!圧倒的なポゼッションを誇る南アフリカの猛攻を耐え抜く

ワールドカップの大舞台で激突したチェコvs南アフリカの一戦は、アフリカの雄南アフリカがゲームを支配しながらも、チェコが粘り強い守備で対抗し、 1-1 のドローに終わった。
この試合のスタッツを紐解くと、南アフリカが終始ボールを保持して主導権を握り続けた(支配率62%)のに対し、チェコは3-5-2の布陣からセットプレーを活かして一瞬の隙を突く構図が鮮明に浮かび上がる。決定機の数とゲーム支配力で勝った南アフリカを、チェコが組織力で凌ぎきった一戦を振り返る。

1. 支配率とパスワーク:南アフリカの圧倒的なゲームメイクvsチェコの3バック

チェコは3-5-2、南アフリカは4-3-3のフォーメーションを採用し、ピッチの各局面で激しいマッチアップが展開された。
ボール支配率: チェコ 38% vs 62% 南アフリカ
正確なパス数(成功率): チェコ 272本(80%) vs 508本(90%) 南アフリカ
相手ハーフでのパス数(成功率): チェコ 99本(62%) vs 237本(78%) 南アフリカ
相手ボックス内でのタッチ数: チェコ 16回 vs 20回 南アフリカ
南アフリカが支配率62%、正確なパス数508本(成功率90%)を記録して完全にピッチを支配。相手ハーフへ237本のパスを送り込み、相手ボックス内タッチ数でも「20回」とチェコ(16回)を押し込む時間が続いた。チェコは自陣に深く引きながらも、22本の正確なロングボールを成功させるなど前線のシックを狙った縦への推進力で対抗した。

2. 決定機の数とクオリティ:xG「1.02 vs 1.38」が示す南アフリカの攻撃クオリティ

攻撃の最終局面におけるスタッツは、南アフリカがいかにクオリティの高い決定機を作り出し、チェコを追い詰めたかを物語っている。
総シュート数: チェコ 14本(枠内3) vs 17本(枠内4) 南アフリカ
ペナルティエリア内のシュート数: チェコ 11本 vs 6本 南アフリカ
ビッグチャンス数: チェコ 3回 vs 1回 南アフリカ
ゴール期待値(xG): チェコ 1.02 vs 1.38 南アフリカ
xG オープンプレー: チェコ 0.50 vs 0.53 南アフリカ
xG セットプレー: チェコ 0.52 vs 0.06 南アフリカ
総シュート数は17本を放った南アフリカが上回り、ゴール期待値(xG)でも「1.31」を叩き出してオープンプレーやペナルティ(0.79)を織り交ぜてチェコを脅かした。一方のチェコは、ビッグチャンス数こそ3回を数えたものの2回を逃し、xGは1.02に留まった。しかし、セットプレーからのxGが「0.52」と高い数値を記録し、南アフリカの隙を確実に突く勝負強さを見せた。

3. 地上戦の南アフリカvs空中戦を完全制覇したチェコ

自陣ゴール前でのクリア数「22回」に象徴されるように、チェコ守備陣が必死の防戦を繰り広げ、各局面でインテンシティの高い肉弾戦が演じられた。
デュエル勝利数: チェコ 45回(49%) vs 47回(51%) 南アフリカ
地上戦勝利数: チェコ 32回(46%) vs 38回(54%) 南アフリカ
空中戦勝利数: チェコ 13回(59%) vs 9回(41%) 南アフリカ
タックル数: チェコ 12回 vs 20回 南アフリカ
インターセプト数: チェコ 9回 vs 9回 南アフリカ
地上戦(勝率54%)やタックル数「20回」では南アフリカが持ち前のタフさを活かして優位に立ったが、チェコは「空中戦勝率59%(13回勝利)」とハイボールを完全制覇。南アフリカのクロスやロングパスをことごとく跳ね返しつつ、22回のクリアを記録して相手の猛攻を耐え凌ぎ続けた。

4. 最高点を叩き出した南アフリカの中盤の要と、チェコの奮闘

個人採点を見ても、試合の主導権を握り続けた南アフリカの中盤と、劣勢の展開のなかで高い守備対応を見せたチェコの質の高さが反映されている。
【チェコ】
7番 クレイチ(Krejčí):採点 7.8(イエローカードを貰いながらも、ディフェンスラインの要として南アフリカの攻撃を跳ね返し続けた)
5番 ツォウファル(Coufal):採点 7.7(右サイドから確かなクオリティを発揮し、攻守にわたって高いパフォーマンスを披露)

【南アフリカ】
4番 モコエナ(Mokoena):採点 8.6 ★(イエローカードを貰いながらも、中盤の底から圧巻の1ゴールを記録。攻守に圧倒的な存在感を発揮し文句なしのMOMに選出)
6番 モディバ(Modiba):採点 7.9(左サイドから高いクオリティを披露し、泥臭く身体を張ってチームを牽引)

総括:これぞ組織の粘り。持たせて耐えたチェコが貴重な勝ち点1を獲得

支配率やパス成功率(90%)が示す通り、終始南アフリカがチェコをゲームメイクで圧倒した90分間だった。
南アフリカとしては、完璧にゲームをコントロールして17本のシュートを浴びせたものの、チェコの粘り強い守備の前にオープンプレーからの得点を奪いきれなかった点が次戦への課題となる。一方でチェコは、モコエナを中心とする南アフリカの猛攻にさらされながらも、サディレクのゴールで先制。しかし終盤のハンドでPKを奪取され守りきれず勝ち点を取りこぼす形に。
最後の1枠をかけて各々が韓国とメキシコとの試合へ挑む次戦。


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