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【W杯】ノルウェーが4-1でイラクを圧倒!絶対的エース・ハーランドの爆発と圧倒的なゲーム支配で掴んだ完勝劇

ワールドカップの大舞台で激突したイラクvsノルウェーの一戦は、北欧の雄ノルウェーがその破壊的な攻撃力を見せつけ、 4-1 でイラクを下した。
この試合のスタッツを紐解くと、ノルウェーが終始高い支配率を維持しながらピッチを掌握し、イラクの守備組織を完全に切り裂いた構図が鮮明に浮かび上がる。アジアの伏兵イラクに対抗の隙を与えなかった、ノルウェーの堂々たるゴールラッシュを振り返る。



1. 支配率とパスワーク:ノルウェーの圧倒的なゲームメイクvsイランの防戦

イラクは4-4-2、ノルウェーは4-3-3のフォーメーションを採用し、中盤から前線にかけて激しいマッチアップが展開された。
ボール支配率: イラク 39% vs 61% ノルウェー
正確なパス数(成功率): イラク 271本(81%) vs 477本(89%) ノルウェー
アタッキングサードでのパス数: イラク 46本(61%) vs 74本(73%) ノルウェー
相手ボックス内でのタッチ数: イラク 18回 vs 25回 ノルウェー
ノルウェーが支配率61%、正確なパス数477本(成功率89%)を記録して完全にゲームを支配。アタッキングサードへ確実にボールを送り込み、相手ボックス内タッチ数でも「25回」とイラク(18回)を上回る鋭い崩しを何度も披露した。イラクも効率的なロングボール(22本成功)などで打開を試みたが、ノルウェーの分厚いパスワークの前に主導権を握る時間は限られた。

2. 決定機の数とクオリティ:xG「0.80 vs 2.52」が示す圧倒的な破壊力

攻撃の最終局面におけるスタッツは、ノルウェーがいかにハイクオリティな決定機を作り続け、イラクをねじ伏せたかを物語っている。
総シュート数: イラク 11本(枠内1) vs 12本(枠内5) ノルウェー
ペナルティエリア内のシュート数: イラク 8本 vs 11本 ノルウェー
ビッグチャンス数: イラク 1回 vs 5回 ノルウェー
ゴール期待値(xG): イラク 0.80 vs 2.52 ノルウェー
xG オープンプレー: イラク 0.57 vs 1.99 ノルウェー
xG セットプレー: イラク 0.23 vs 0.53 ノルウェー
総シュート数自体は11本対12本と大きな差がないように見えるが、その中身のクオリティは対照的だ。ノルウェーは実に「5回」ものビッグチャンスを作り出し、ゴール期待値(xG)は「2.52」を記録。特にオープンプレーからのxGが「1.99」を数えており、組織的な崩しの精度が極めて高かったことが証明されている。一方のイラクは枠内シュートをわずか1本に抑え込まれ、攻撃の決定力を欠いた。

3. 地上戦のイラクvs空中戦を圧倒したノルウェー

局面における球際の激しさでは、互いのストロングポイントがぶつかり合う見応えのある肉弾戦となった。
デュエル勝利数: イラク 52回(52%) vs 48回(48%) ノルウェー
地上戦勝利数: イラク 42回(58%) vs 31回(42%) ノルウェー
空中戦勝利数: イラク 10回(37%) vs 17回(63%) ノルウェー
タックル数: イラク 19回 vs 15回 ノルウェー
総デュエル勝利数では「52回vs48回」とイラクが意地を見せ、地上戦の激しいチェイシング(地上戦勝率58%、タックル19回)でノルウェーに対抗。しかし、ノルウェーは自慢のフィジカルを活かして「空中戦勝率63%(17回勝利)」と上空を完全支配。イラクのハイボールをことごとく跳ね返し、前線の基準点として圧倒的な強みを発揮した。

4. 異次元の採点を叩き出した怪物ハーランドと、イラクの意地の矛

個人採点を見ても、前線で決定的な仕事を果たしたタレントたちに高い数字がついている。
【ノルウェー】
9番 ハーランド(Haaland):採点 9.2 ★(圧巻の2ゴールを叩き出し、前線の絶対的重戦車として君臨。文句なしのMOMに選出)
8番 ベルゲ(Berge):採点 7.6(中盤の底でフィルター役となり、高いインテンシティでゲームをコントロール)
10番 ウーデゴール(Ødegaard):採点 7.5(卓越したキレから1アシストを記録。キャプテンとして配球のタクトを振るった)
26番 リエルソン(Ryerson):採点 7.5(右サイドバックの位置から粘り強い守備と攻撃の推進力を供給)
5番 メラー・ヴォルフェ(Møller Wolfe):採点 7.3(左サイドバックから果敢なオーバーラップを見せ、貴重な1アシストを記録)
【イラク】
9番 アル・ハマディ(Al Hamadi):採点 7.0(前線できっちりと身体を張り、攻撃の基準点として好パフォーマンスを披露)
16番 アル・アマリ(Al-Ammari):採点 6.9(中盤から意地の1アシストを供給し、一矢報いるセッティングをこなした)
18番 フセイン(Hussein):採点 6.2(ワンチャンスを確実にモノにし、チーム唯一となるゴールを記録して意地を見せた)

【エディターズコラム】怪物のクオリティが炸裂。付け入る隙を与えなかったノルウェーの完勝

シュートの本数こそ拮抗したものの、ビッグチャンスの数(5回)やゴール期待値(2.52)が示す通り、ノルウェーの決定局面のクオリティがイラクを終始圧倒した90分間だった。
イラクとしては、地上戦(勝率58%)やタックルで奮闘しフセインのゴールで意地を見せたものの、ノルウェーの正確なパスワーク(成功率89%)の前にディフェンスラインが揺さぶられ、ゴール前での決壊を防ぎきれなかった。一方でノルウェーは、エースのハーランドが期待通りに2ゴールを叩き出し、ウーデゴールを軸としたパスフットボールの完成度の高さを証明。勝ち点3を極めて順当に掴み取り、決勝トーナメント進出へ向けて大きな弾みをつける素晴らしいクオリティの勝利だった。


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