見出し画像

【W杯】アルゼンチンが3-0でアルジェリアを圧倒!神メッシが圧巻のハットトリック達成で格の違いを証明

ワールドカップの大舞台で激突したアルゼンチンvsアルジェリアの一戦は、南米の雄アルゼンチンがその圧倒的な攻撃の精度と守備の集中力を見せつけ、 3-0 でアルジェリアを下した。
この試合のスタッツを紐解くと、アルジェリアがボールを保持してパスを回した(支配率52%)のに対し、アルゼンチンは「主将メッシの異次元の決定力」と「枠内シュートを1本も打たせない鉄壁の守備組織」で対抗した構図が鮮明に浮かび上がる。エースのクオリティで北アフリカの強豪を完全にねじ伏せた、アルゼンチンの完勝劇を振り返る。



1. 支配率とパスワーク:アルジェリアの丁寧なビルドアップvsアルゼンチンの強固なブロック

アルゼンチンは4-4-2、アルジェリアは4-2-3-1のフォーメーションを採用し、ピッチの各局面で激しいマッチアップが展開された。
ボール支配率: アルゼンチン 48% vs 52% アルジェリア
正確なパス数(成功率): アルゼンチン 504本(90%) vs 563本(92%) アルジェリア
アタッキングサードでのパス数: アルゼンチン 56本(72%) vs 118本(82%) アルジェリア
相手ボックス内でのタッチ数: アルゼンチン 12回 vs 14回 アルジェリア
アルジェリアが支配率52%、アタッキングサードでのパス成功数118本を記録し、手数をかけながら丁寧に敵陣へと押し込む時間を作った。しかしアルゼンチンは慌てることなく自陣で強固なブロックを維持。アルジェリアにパスを回させつつも、最後の局面での自由を奪う統率されたディフェンスラインを形成していた。

2. 決定機の数とクオリティ:xG「1.26 vs 0.32」が示すフィニッシュ精度の圧倒的な差

攻撃の最終局面におけるスタッツは、アルゼンチンがいかに効率よく決定機を仕留め、アルジェリアの攻撃を無力化したかを物語っている。
総シュート数: アルゼンチン 10本(枠内6) vs 7本(枠内0) アルジェリア
ペナルティエリア内のシュート数: アルゼンチン 4本 vs 3本 アルジェリア
ビッグチャンス数: アルゼンチン 1回 vs 0回 アルジェリア
ゴール期待値(xG): アルゼンチン 1.26 vs 0.32 アルジェリア
xG オープンプレー: アルゼンチン 1.18 vs 0.18 Algéria
xG 枠内(xGOT): アルゼンチン 2.22 vs 0.00 アルジェリア
総シュート数自体は10本対7本と大きな差はない。しかし、特筆すべきは「枠内シュート数」の差だ。アルゼンチンが10本中6本を枠内に飛ばしたのに対し、アルジェリアは実に「0本」。ゴール期待値(xG)でもアルゼンチンの1.26に対し、アルジェリアは0.32に抑え込まれた。アルゼンチンはオープンプレーから確実に相手の急所を突き、効率の極みとも言えるゲーム運びを披露した。

メッシ自身はXG1.05と高くない中、3点を記録。
これが彼を皆が「神」と崇める理由だ。
少ないチャンスをゴールに繋げてしまう。

3. 地上戦・空中戦で粘りを見せたアルジェリアvsタックルで潰したアルゼンチン

ピッチの各局面におけるデュエルでは、アルジェリアの意地とアルゼンチンの強固な迎撃体制が激しくぶつかり合った。
デュエル勝利数: アルゼンチン 39回(48%) vs 43回(52%) アルジェリア
地上戦勝利数: アルゼンチン 36回(49%) vs 38回(51%) アルジェリア
空中戦勝利数: アルゼンチン 3回(38%) vs 5回(63%) アルジェリア
タックル数: アルゼンチン 27回 vs 17回 アルジェリア
インターセプト数: アルゼンチン 10回 vs 8回 アルジェリア
総デュエル勝利数(52%)や空中戦(勝率63%)ではアルジェリアが上回ったものの、アルゼンチンは「27回」もの鋭いタックルを突き刺して要所をことことくストップ。インターセプト10回、クリア17回を数え、アルジェリアのビルドアップがシュートへ結びつく前に素晴らしいインテンシティで遮断し続けた。

4. 圧巻のハットトリックを達成した主将メッシと、アルジェリアの奮闘

個人採点を見ても、アルゼンチンの全得点を叩き出した偉大なエースのクオリティが、規格外の数字となって現れている。
【アルゼンチン】
10番 メッシ(Messi):採点 9.7 ★(異次元のキレを見せ、圧巻のハットトリック(3ゴール)を達成。チームを勝利に導く文句なしのMOMに選出)
7番 デ・パウル(De Paul):採点 8.1(中盤の右から1アシストを供給し、圧倒的な運動量で攻守のリンクマンとして躍動)
6番 マルティネス(L. Martínez):採点 7.7(センターバックの位置から守備を完璧に統率し、シャットアウト勝利の礎を築く)
24番 フェルナンデス(Fernández):採点 7.6(中盤の底からパスワークのテンポを上げ、高い成功率(90%)を誇るビルドアップの要に)
【アルジェリア】
全体的にスタッツがいちじく低い。
特にGKの
1番ジダン(Zidane) : 採点5.5
は、親の七光り選手だと言われても仕方がない。
父はあの偉大なジネディーヌ・ジダン。父が見る前で2度も致命的なプレーをして失点を喫した。
2戦目のGKを彼にするかどうか。まで考えるレベルだった。

【エディターズコラム】これぞ神の騎士団。メッシの3発でアルジェリアを退けたアルゼンチンの貫録勝ち

支配率やアタッキングサードでのパス本数ではアルジェリアの後塵を拝したものの、終わってみれば3-0とアルゼンチンが実力差を見せつけた90分間だった。
アルジェリアとしては、パス成功率92%と丁寧にゲームを組み立てて敵陣に攻め入ったものの、アルゼンチンの強固な守備に阻まれて枠内シュートを1本も打てなかった攻撃の形に大きな宿題を残した。一方でアルゼンチンは、エースのメッシがハットトリック(採点9.7)を叩き出し、全得点を1人で生み出す大車輪の活躍を披露。デ・パウルらの充実したサポートを含めて勝負強さを遺憾なく発揮し、決勝トーナメント進出へ向けてその戦術的完成度を大いに世界に見せつけた。


#ワールドカップ #W杯 #アルゼンチン #アルジェリア #マッチレポート #スタッツ分析 #ハットトリック #メッシ

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集