京都亀岡 民具と回想法⑬【水筒と弁当箱】-子どもに白ご飯持たす-
今回は「水筒と弁当箱」です。いずれもアルミ製のもので、現在使われているものと大差はありません。弁当箱のふたには梅の木が彫られ、また箸(はし)を入れるために凹(くぼ)みがあります。弁当箱も水筒も大きさからみると子ども用のようです。
回想法では、水筒を見て「この水筒にはふたが付いていて、ふたには方位磁石が付いていた」というお話をされました。
一方、弁当箱では、学校に持って行った弁当の話になり、家で食べるご飯はお母さんが白ご飯と麦飯を別々に炊いていて、7:3くらいの割合で白ご飯と麦飯を混ぜて食べていたそうです。一方、子どもの弁当には白ご飯だけをつめてくれたというおうちもありました。子どもにつらい思いをさせないようにとの親心でしょうか。
親の子どもに対する愛情には今も昔も変わりはありませんでした。
【平成19年3月30日金曜日付け京都新聞朝刊丹波版より】
※一部、加筆修正。
