2ハウスと8ハウスを深読みする~所有と共有から見る12サインの人生テーマ~
▶はじめに
皆さんこんにちは。
アクセサリー作家 兼 西洋占星術師のSatokoです。
今日は…
占星術について、少し、いえ、かなり濃い記事を書いていきたいと思います。占星術講座のなかでも、1つの項目についてこれだけ掘り下げることはないので、私自身執筆にかなりの時間を要しましたが、その分書いていて充実感を得ることができました。
占星術に興味のない方には「??」となってしまう個所もあるかとは思いますが、占星術にはこれだけ濃くて深い世界があるのだと感じていただければ幸いです。
▶ハウスとは~2ハウス8ハウスに着目して~
占星術を学んでいると、「2ハウスに○○座」という表現に出会うことがあります。
占星術で用いるホロスコープは、円を12のエリアに放射状に分割し、この各エリアのことを1~12ハウスと呼びます。
各ハウスには、十二星座のうちから1つ、星座が割り当てられますが、それが冒頭に書いた「2ハウスに○○座」ということの意味です。
占星術師は、
12のハウスにそれぞれどんな星座がきているかを、星読みの一部の要素として扱っています。
「○○ハウス×○○座」というような、ハウスとサイン(星座)が組み合わさった読み方は、慣れないうちは少し難しく感じるかもしれません。
でも実は、この読み方には一つのコツがあると思っています。
外国語を訳すときにも「直訳・翻訳・意訳」という段階があるように、
占星術の配置も、「配置の意味→人間の体験→人生テーマ」という順に言葉を変えていくことで、ぐっと腑に落ちやすくなると私は考えています。
今回は、
2ハウスと8ハウスという向かい合う関係にある2つのハウスに絞って、
その読み解き方を12サインの組み合わせごとにまとめました。
もしご自身の2ハウスと8ハウスのサインをご存知の方は、自分の配置を見つけながら、読み進めてみてください。
>How to 2ハウス
2ハウスは、自分が所有するもの、管理するものに関わるハウスです。
金銭・財産といった物質的な資源が代表的ですが、それだけでなく「自分が持っている能力・才能・価値観」といった内的な資源も含みます。
自分の力で築き、維持するものへの姿勢が現れる場所です。
>How to 8ハウス
他者と共有する資源、他者から受け取るものに関わるハウス。
遺産・融資・パートナーの財産などが典型例ですが、より深いところでは「他者との深い結びつきを通じた変容」を示すハウスです。
死・再生・セクシュアリティ・オカルトといったテーマも含まれ、表面的には見えにくい領域を扱います。
>対軸としての関係
2ハウスと8ハウスは180度向かい合う、オポジションと言われる関係です。
「自分だけのもの」と「他者と共有するもの」
「自力で築く」と「他者を通じて得る」
という対比が軸の本質にあります。
物質的なテーマだけでなく、自己価値と他者との深い結合という心理的な次元でも読める対軸がこの2・8ハウスの関係です。
▶直訳・翻訳・意訳
占星術の読みは外国語の「直訳・翻訳・意訳」に似ている、と先ほど書きました。ここからは、実際にハウスに星座を当てはめながら読み解きを考えていきたいと思います。
まずは簡単に、
直訳:配置の意味
翻訳:人間の体験
意訳:人生テーマ
のようなイメージを持ってもらえたらよいかと思います。
意訳に近づくほどに占星術師の個性が出そうな感じ増します。
また、同じ意訳でも、どんな言葉に変換するかでもそれぞれの色が出てくると思います。
>2ハウス牡羊座×8ハウス天秤座。
直訳なら、
「自分のことは即決できるけど、他人が絡むと慎重になる人」
翻訳すると、
「自分で決めたいのに、人との関係を意識した瞬間に迷いやすい人」
意訳すると、
「他人に合わせる前に、自分の望みを選び取れるかを学ぶ配置」
>2ハウス牡羊座×8ハウス天秤座。
直訳なら、
「自分のことは即決できるけど、他人が絡むと慎重になる人」
翻訳すると、
「自分で決めたいのに、人との関係を意識した瞬間に迷いやすい人」
意訳すると、
「他人に合わせる前に、自分の望みを選び取れるかを学ぶ配置」
>2ハウス牡牛座×8ハウス蠍座
直訳なら、
「自分の資産も共有財産も、簡単には手放したくない人」
翻訳すると、
「一度“自分のもの”になったものに、深い安心感や執着を持ちやすい人」
意訳すると、
「“失う怖さ”を越えて、信頼して委ねることを学ぶ配置」
>2ハウス双子座×8ハウス射手座
直訳なら、
「情報や知識で稼ぐのが得意だけど、大きな話に乗りやすい人」
翻訳すると、
「小回りよく動けるけれど、“もっと可能性があるはず”に惹かれやすい人
意訳すると、
「知識を“集める”から、思想として“育てる”へ向かう配置」
>2ハウス蟹座×8ハウス山羊座
直訳なら、
「自分のお金には感情が絡むけど、共同財産では現実的になる人」
翻訳すると、
「身近な人を守りたい気持ちと、冷静に責任を果たそうとする気持ちを両方持つ人」
意訳すると、
「“情”と“責任”を両立しながら、誰かを支える力を育てる配置」
>2ハウス獅子座×8ハウス水瓶座
直訳なら、
「自分らしく稼ぎたいけど、他人に依存する関係は苦手な人」
翻訳すると、
「“自分の価値を認めてほしい”と、“誰にも縛られたくない”が同時に存在する人」
意訳すると、
「“自分らしさ”を、社会に開いていくことを学ぶ配置」
>2ハウス乙女座×8ハウス魚座
直訳なら、
「自分のお金は細かく管理できるのに、他人が絡むと流されやすい人」
翻訳すると、
「“ちゃんとしなきゃ”と思うほど、人との境界線が曖昧になりやすい人」
意訳すると、
「“役に立つこと”と、“自分を犠牲にすること”を切り分ける配置」
>2ハウス天秤座×8ハウス牡羊座
直訳なら、
「普段は相手に合わせるのに、利害が絡むと急に強く出る人」
翻訳すると、
「“嫌われたくない”と、“自分で決めたい”がぶつかりやすい人」
意訳すると、
「“調和”の中でも、自分の意思を失わないことを学ぶ配置」
>2ハウス蠍座×8ハウス牡牛座
直訳なら、
「お金や資産に対して、深く執着しやすい人」
翻訳すると、
「“失いたくない”気持ちが強いからこそ、簡単には人を信用できない人」
意訳すると、
「“守ること”から、“安心して受け取ること”へ向かう配置」
>2ハウス射手座×8ハウス双子座
直訳なら、
「大きな理想で動くけど、共有財産では柔軟に考える人」
翻訳すると、
「“もっと広がりたい”気持ちと、“色々試したい”気持ちが共存する人」
意訳すると、
「“可能性”を、現実の知識や言葉へ落とし込む配置」
>2ハウス山羊座×8ハウス蟹座
直訳なら、
「自分のお金には堅実だけど、他人が絡むと感情に揺れる人」
翻訳すると、
「責任感で動こうとするほど、“大切な人を守りたい”気持ちが強くなる人」
意訳すると、
「“成果”だけでなく、“守りたいもの”のために生きる配置」
>2ハウス水瓶座×8ハウス獅子座
直訳なら、
「独自の価値観で稼ぎたいけど、共有財産では主導権を握りたくなる人」
翻訳すると、
「自由でいたいのに、“自分を認めてほしい”気持ちも強い人」
意訳すると、
「“個性”を、誰かと共有できる力へ変えていく配置」
>2ハウス魚座×8ハウス乙女座
直訳なら、
「自分のお金は感覚的なのに、共有財産では急に細かくなる人」
翻訳すると、
「普段は“なんとかなる”で動くのに、他人が絡むと急に不安になる人」
意訳すると、
「“感覚”と“現実”を、自分の中で繋ぎ直していく配置」
▶"財産と所有"~2ハウスを8ハウスと一緒にもっと深読み!~
>2ハウス牡羊座 × 8ハウス天秤座
ここから先は
¥ 500
よろしければ応援いただけると幸いです🍀いただいたチップは創作活動のために大切に使わせていただきます。
